中学受験の国語で記述が書けない|型で書ける記述の作り方

20260720_中学受験_国語の記述が書けない 中学受験

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記述問題になると手が止まる。空欄のまま、あるいは的外れなことを書いてしまう——。中学受験の国語で、記述は多くの子がつまずくポイントです。選択問題は解けるのに記述だけ苦手、というケースも少なくありません。

ですが、記述は文才やセンスの問題ではありません。実は、設問のタイプごとに「こう書き出せばよい」という型(テンプレ)があります。型を知り、それに沿って本文から材料を拾えるようになれば、記述は驚くほど書けるようになります。

この記事では、設問タイプ別の記述の型と、減点を防ぐ書き方の原則を紹介します。

記述は「才能」でなく「型」

記述が書けない子の多くは、「何を書けばいいか分からない」のではなく、「どう書き始めればいいか分からない」状態です。頭の中に答えの要素はあっても、それを文の形にする手順を知らないだけ。

逆に言えば、書き出しの型さえ持っていれば、あとは本文から要素を拾って埋めるだけで記述は完成します。まずは設問タイプごとの型を覚えましょう。

設問タイプ別・記述の型テンプレ

中学受験の記述は、大きく3つのタイプに分かれます。それぞれ、答えの「文末」と「骨組み」が決まっています。

設問タイプ 聞かれていること 答えの型(骨組み)
理由型(なぜ〜か) 原因・理由 「〜だから。」で結ぶ。本文の因果を「Aなので B」の形でつなぐ
心情型(どんな気持ちか) 登場人物の心情 「〜という気持ち。」で結ぶ。〈きっかけ+感情〉をセットで書く
要約・説明型(どういうことか) 内容の言い換え 「〜ということ。」で結ぶ。指示語・比喩を本文の言葉で置き換える

この型の狙いは、「文末」を先に決めてしまうことです。文末が決まれば、そこに向けて本文から材料を拾えばよいので、書き出しの迷いが消えます。心情型なら「きっかけ(できごと)」と「感情」の2要素を必ず入れる、というように、拾うべき要素も型に含まれています。

減点を防ぐ3つの原則

型で書けるようになったら、次は減点されない書き方です。

  1. 設問の文末に答える:「なぜ」には「〜から」、「気持ち」には「〜気持ち」で必ず結ぶ
  2. 本文の言葉を使う:自分の言葉で言い換えすぎず、本文の表現を土台にする
  3. 指定字数の8割以上を埋める:要素を足して、空白を作らない

特に「設問の文末に答える」は、内容が合っていても文末がずれると減点される、もったいないミスを防ぎます。

記述は、書いたものを添削してもらうと伸びが速い分野です。家庭で採点しづらいと感じたら、国語専門の指導で記述の型と直し方を教わるのも有効です。資料請求は無料なので、選択肢として情報を集めておくとよいでしょう。

型を身につける一冊

型を体系的に練習するには、記述に特化した問題集が役立ちます。次の一冊は、記述問題の解き方を段階的に攻略できる構成で、家庭学習で型を定着させるのに向いています。


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よくある質問

Q. 記述の丸つけを家でどうすればいいですか?
模範解答と見比べ、「必要な要素が入っているか」を要素単位でチェックします。文章の巧拙より、要素の過不足を見るのがコツです。

Q. 字数が全然埋まりません。
要素が足りていないサインです。理由型なら理由を2つ、心情型ならきっかけを具体的に、と拾う要素を増やすと字数は自然に埋まります。

Q. 選択問題は解けるのに記述だけ苦手です。
選択肢という「材料」がない状態で、自分で要素を組み立てる練習が不足しています。型に沿って本文から要素を拾う練習を重ねましょう。

まとめ:文末を先に決めれば書き出せる

中学受験の国語で記述が書けないのは、才能ではなく型を知らないだけです。設問タイプ別に文末を先に決め、本文から必要な要素を拾って埋める。そして設問の文末に答え、本文の言葉を使い、字数を埋める。この手順を身につければ、記述は着実に書けるようになります。

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