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高校受験は中1の夏から|夏休みの復習問題集の選び方と進め方
「高校受験はまだ先」と思っていても、中1の夏休みは基礎を固め直す絶好のタイミングです。1学期でつまずいた単元をそのままにしておくと、中2・中3の学習で積み重ねが効かなくなり、受験期に大きな遅れとして返ってきます。
とはいえ、夏休みは部活や家族の予定で忙しく、まとまった勉強時間を取りにくいのも事実です。この記事では、中1の夏休みに取り組む復習問題集の選び方と、無理なく続けられる進め方を整理しました。読み終えるころには、「まず何を、どのくらいやればいいか」がはっきりするはずです。
なぜ中1の夏に復習が必要なのか
中1の1学期は、小学校とは違う「教科ごとの専門的な学び方」に切り替わる時期です。数学の正負の数や文字式、英語のbe動詞と一般動詞の使い分けなど、この先ずっと土台になる単元が集中しています。
こうした単元は、一度あいまいなまま進むと後から取り戻すのが難しくなります。授業が止まる夏休みは、立ち止まって基礎を確認できる数少ない期間です。高校受験を見据えるなら、範囲がまだ狭い中1のうちに「わからないところを小さく片づけておく」ことが、いちばん効率のよい先行投資になります。
あわせて意識しておきたいのが内申点です。多くの都道府県では中1の成績も高校入試に関わるため、高校受験の内申点を上げる夏休みのやることリストを参考に、提出物や定期テスト対策も同時に進めておくと安心です。
夏休みの復習問題集を選ぶ3つのポイント
問題集選びで迷ったら、次の3点を基準にすると失敗が少なくなります。
1. 1回あたりの分量が短いこと
夏休みは生活リズムが乱れがちです。1回で何ページも進める重い問題集より、「1日10分」「1単元1ページ」のように区切りが短いものの方が、最後までやり切りやすくなります。まずは続けられることを最優先にしましょう。
2. 5教科をバランスよくカバーできること
苦手教科だけに絞るのも一つの方法ですが、中1の夏はまだ全教科の基礎を軽く回しておく時期です。1冊で5教科を薄く復習できるタイプなら、教科ごとに問題集をそろえる手間もコストも抑えられます。
3. 解説がていねいで、ひとりで進められること
夏休みは、家庭で自分のペースで進める場面が増えます。答え合わせのときに「なぜそうなるか」まで書かれている問題集を選ぶと、つまずいてもその場で理解し直せます。解答・解説の見やすさは、購入前にレビューや中身紹介で確認しておくと安心です。
中1の夏休み復習プラン:3ステップ
選んだ問題集を、次の流れで使うと定着しやすくなります。
ステップ1:全教科をひと通り薄く回す
まずは5教科を短時間で一周し、「覚えている単元」と「あやしい単元」を仕分けします。ここでは完璧を目指さず、現状把握が目的です。
ステップ2:あやしい単元を教科別に深掘りする
一周して見えてきた苦手単元は、その教科に特化した問題集で追加演習します。数学や英語のように積み上げが効く教科から手をつけると効果的です。
ステップ3:夏の終わりにもう一度確認する
夏休みの後半に、最初にあやしかった単元を解き直します。ここで解けるようになっていれば、2学期のスタートを安心して迎えられます。
無理のない目安として、1日15〜30分ほどを勉強の時間にあてる家庭が多いようです。分量は各家庭の予定に合わせて調整してください。
受験学年になると、1日の組み立て方はさらに細かくなります。先の見通しを持っておきたい方は中3の夏休み勉強スケジュールの立て方もご覧ください。
まず1冊:5教科をまとめて回せる復習ドリル
ステップ1の「全教科をひと通り薄く回す」用途に向くのが、5教科を1冊にまとめた短時間ドリルです。1回分が短く区切られているので、夏休みの朝の習慣として取り入れやすい構成です。
1冊で主要教科を横断できるため、「まず何から手をつけよう」と迷わずに始められます。まずはこの1冊を一周し、自分の得意・苦手を洗い出すところからスタートしましょう。
苦手教科を深掘りする教科別ドリル
一周して苦手が見えてきたら、教科別のドリルで演習量を足していきます。同じ「10分間復習ドリル」シリーズには教科ごとの分冊があり、必要な教科だけをピンポイントで補強できます。
とくに積み上げが重要な数学と英語は、早めに固めておくと後が楽になります。
英語はbe動詞・一般動詞・複数形など、中1で習う基本ルールを繰り返し練習することが定着につながります。レビュー件数も比較的多く、取り組んだ人の多い1冊です。
苦手が数学・英語以外にも広がっているときや、来年の夏に向けた進め方も知っておきたいときは、中2の夏休みで苦手を克服する勉強法で単元の洗い出しから復習までの手順を紹介しています。
もう少し演習量がほしいときの1冊
「短時間ドリルだけでは物足りない」「夏のうちにしっかり形にしたい」という場合は、5教科の総復習をまとめた問題集を組み合わせるのも良い選択です。1冊で5教科を復習できるので、ドリルで基礎を回したあとの仕上げに使えます。
なお、中3になって実際の入試問題に取り組む段階では、全国の公立・私立高校の入試問題を集めた問題集が定番になります。刊行時期や科目・分野別シリーズの選び分けは「全国高校入試問題正解はいつ発売?発売時期と科目・分野別の選び方」で解説しています。
復習問題集の比較
今回紹介した問題集を、用途の目安とあわせて整理しました。価格・レビューは取得時点のものです。
| 商品 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 中1/10分間復習ドリル 5科 | 5教科を1冊で短時間に | まず全体を薄く一周する |
| 中1/10分間復習ドリル 数学 | 数学に特化した分冊 | 苦手な数学を深掘りする |
| 中1/10分間復習ドリル 英語 | 英語に特化した分冊 | 苦手な英語を深掘りする |
| 中1 5科の完全復習 | 5教科の総復習をまとめて | ドリルのあとの仕上げに |
短時間で全体を回す1冊を軸に、苦手教科の分冊や総復習を足していく形が、夏休みには取り組みやすい組み合わせです。
よくある質問
Q. 中1の夏から高校受験を意識するのは早すぎませんか?
早すぎることはありません。受験対策というより「基礎の取りこぼしをなくす」意識で十分です。範囲が狭い中1のうちに固めておくほど、あとの負担が軽くなります。
Q. 苦手教科だけやればいいですか?
苦手教科の演習は大切ですが、まずは5教科を薄く一周して現状を把握するのがおすすめです。そのうえで、あやしい単元に時間を多めに配分すると効率的です。
Q. 1日どのくらいやればいいですか?
決まった正解はありません。短時間ドリルなら1回分が短く区切られているので、まずは「毎日机に向かう」習慣づくりを優先し、続けられる範囲から始めてください。
Q. 問題集は何冊も必要ですか?
最初は5教科を回せる1冊で十分です。進めるなかで苦手が見えてきたら、その教科の分冊や総復習を足していく形が無駄になりません。
まとめ
中1の夏休みは、高校受験に向けて基礎を固め直す大切な時期です。ポイントを振り返ります。
- 1回の分量が短く、続けやすい問題集を選ぶ
- まずは5教科を薄く一周して現状を把握する
- 苦手が見えたら教科別に深掘りし、夏の終わりに解き直す
最初の1冊として、5教科をまとめて短時間で回せるドリルは、夏の復習のスタートに使いやすい構成です。
まずは1日1ページからでも、今日始めることが2学期以降の余裕につながります。無理のないペースで、中1の夏を基礎固めの時間にしていきましょう。
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