英語多読におすすめの本|初めてでも続く選び方と人気シリーズ

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英語多読におすすめの本|初めてでも続く選び方と人気シリーズ

「英語の多読を始めてみたいけれど、どの本を選べばいいのか分からない」「以前チャレンジしたら難しくて途中でやめてしまった」——そんな声をよく耳にします。多読は英語力を伸ばす王道の学習法として知られていますが、最初の一冊の選び方でつまずいてしまう人が本当に多いのです。

この記事では、多読が続かなくなる原因を整理したうえで、失敗しない本の選び方を4つのステップで解説します。あわせて、初心者から中級者まで無理なくステップアップできる人気シリーズも具体的に紹介します。読み終えるころには、「まず自分(やお子さん)はこれを読めばいい」という一冊が見つかるはずです。

そもそも英語の多読とは?

多読とは、辞書をほとんど引かず、自分にとってやさしいと感じる本をたくさん読んでいく学習法です。1冊を完璧に理解するのではなく、「9割くらい分かる本」を大量に読むことで、英語のまま意味をつかむ感覚が育っていきます。

多読には、よく知られた3つの原則があります。

  • 辞書はできるだけ引かない
  • 分からないところは飛ばして読む
  • つまらなければ途中でやめて次の本へ

つまり「がんばって読む」のではなく「気楽に読み流す」のが多読です。この気楽さこそが継続のカギになります。

多読が続かなくなる3つの原因

多くの人が多読の途中で挫折してしまう背景には、共通した原因があります。

  1. レベルが高すぎる本から始めてしまう — いきなり読みたい小説を手に取り、1ページに知らない単語が並んで嫌になるパターンです。
  2. 内容に興味が持てない — 教材的で無味乾燥な文章だと、義務感だけでは長続きしません。
  3. 音声がなく、読み方が分からない — 発音が分からない単語が増えると、読むこと自体が負担になります。

裏を返せば、「やさしいレベル」「面白い内容」「音声つき」の3条件を満たす本を選べば、多読はぐっと続けやすくなります。

失敗しない多読本の選び方4ステップ

ステップ1:今のレベルより「少しやさしい」ものを選ぶ

多読の出発点は、背伸びをしないことです。辞書なしで内容を追える、ページをめくる手が止まらないレベルが理想です。物足りなく感じるくらいでちょうどよく、そこから徐々に難易度を上げていきます。

ステップ2:ストーリーやキャラクターで興味を引く

先が気になる物語や、好きなキャラクターが登場する本は、「もう1冊読みたい」という気持ちを自然に生みます。学習という意識を忘れて読めるものほど、多読には向いています。

ステップ3:音声つきを選ぶ

CDや音声ダウンロード、アプリが付いた本なら、正しい発音を耳で確認しながら読み進められます。目と耳の両方から英語に触れることで、リスニング力も同時に伸ばせます。

聞いた音を実際に声へ出すところまで踏み込みたい方は、英語の音読教材の選び方と学習の進め方も参考にしてください。多読でためた語彙を、話す力へつなげやすくなります。

ステップ4:レベル別にそろったセットを選ぶ

1冊ずつ買い足すより、段階的にレベルが上がるセットを選ぶ方が、次に読む本を探す手間がありません。読み終えるたびに達成感が積み重なり、継続のモチベーションにもつながります。

まず選びたい定番シリーズ

多読の入り口として世界的に定番なのが、Oxford Reading Tree(オックスフォード・リーディング・ツリー、通称ORT)です。イギリスの小学校で国語(英語)の教科書として広く採用されてきたシリーズで、キッパー一家をめぐる身近で楽しいストーリーが特徴です。

やさしい単語から始まり、少しずつ自然に難易度が上がっていく構成なので、「どこから読めばいいか分からない」という悩みが起きにくいのが魅力です。下記のトランクパックAは音声CD付きで、はじめての多読セットとして人気があります。レビューは108件・平均4.49(取得時点)と、実際に使った家庭からの評価も安定しています。

まとまった冊数がそろうため、家庭で腰を据えて多読環境をつくりたい方や、兄弟姉妹で長く使いたい方に向いています。

レベルや目的別のおすすめセット

本命のORTと合わせて、目的や予算に応じて選びたいセットを3つ紹介します。

はじめの一歩に:Sight Word Readers

まずは手ごろに始めたい、という方に向くのがSight Word Readers(サイトワード・リーダーズ)です。英語で最も頻繁に出てくる基本単語(サイトワード)を、25冊の薄い絵本で自然に覚えられる構成になっています。

音声アプリと日本語訳が付いているので、英語がまったく初めての小さなお子さんでも取り組みやすいのが特長です。1冊が短く、読み切りやすいので「読めた」という成功体験を積みやすいセットです。

物語に夢中になりたいなら:Magic Adventures

文字だけの絵本では飽きてしまう、という場合に検討したいのがMagic Adventures Graded Comic Readers(マジック・アドベンチャーズ)です。コミック(漫画)形式のグレーデッド・リーダーで、フルカラーのイラストとともにストーリーが展開します。

英単語が分からなくても絵から場面を想像でき、「次はどうなるの?」と読み進めたくなる工夫がされています。LEVEL1〜3の18冊セットと朗読音声が付き、物語で英語に浸りたい子どもにぴったりです。

好きなキャラクターで続けたいなら:Disney Kids Readers

「知っているキャラクターなら続けられそう」という方には、Disney Kids Readers Level 1(ディズニー・キッズ・リーダーズ)がおすすめです。ディズニー作品の世界観を、やさしい英語の絵本6冊とワークブックで楽しめるセットです。

物語をすでに知っていると内容を推測しやすく、英語のハードルが下がります。音声付きで発音も確認でき、多読とアウトプット練習の橋渡しにも使えます。

目的別 早わかり比較

どれを選ぶか迷ったときの目安として、特徴を整理しました。

シリーズ 主な対象 特徴
Oxford Reading Tree これから多読を始める子ども 定番・段階的にステップアップ、音声CD付き
Sight Word Readers 英語が初めての幼児・低学年 基本単語を短い絵本で、手ごろに始められる
Magic Adventures 物語好き・絵本に飽きた子 コミック形式で夢中になれる、朗読音声付き
Disney Kids Readers 好きなキャラで続けたい子 ディズニー作品+ワークブックで取り組みやすい

いずれも音声が用意されているので、発音を確認しながら読み進められます。まずは「今のレベルに合っているか」「本人が面白がりそうか」を基準に選んでみてください。

多読を続けるコツ

本を選んだあとは、無理なく習慣にする工夫が大切です。

  • 時間より冊数で考える — 「1日◯分」より「今日は1冊」の方が達成感を得やすくなります。
  • 記録をつける — 読んだ冊数や語数をメモすると、積み重ねが目に見えてやる気につながります。
  • 合わなければ次へ — つまらないと感じた本は無理に読み切らず、別の本に切り替えて構いません。

大切なのは、完璧を目指さず「楽しく読み続けること」です。

多読が習慣になってきたら、同じ音声を使ってシャドーイングに挑戦するのも次の一手です。教材の選び方は英語シャドーイング教材のレベル別の選び方でまとめています。

よくある質問

Q. 何歳から多読を始められますか?
A. 音声付きのやさしい絵本なら、幼児期からでも読み聞かせの延長として楽しめます。年齢よりも「今のレベルに合っているか」を優先して選ぶとよいでしょう。

Q. 大人のやり直し英語にも多読は使えますか?
A. はい。子ども向けのやさしいシリーズは、大人が英語感覚を取り戻す教材としても定番です。まずはやさしすぎると感じるくらいのレベルから始めるのがおすすめです。

Q. どれくらい読めば効果を感じられますか?
A. 感じ方には個人差がありますが、やさしい本をたくさん読み続けるほど、英語のまま読めた実感が得やすくなります。冊数を記録しながら、まずは続けることを目標にしてみてください。

まとめ

英語の多読で挫折しないための要点は、次の4つでした。

  • 今のレベルより少しやさしい本を選ぶ
  • ストーリーやキャラクターで興味を引く
  • 音声つきで発音を確認しながら読む
  • レベル別にそろったセットで継続しやすくする

これから多読を始めるなら、まずは定番のOxford Reading Treeから試してみるのが安心です。慣れてきたら、興味や予算に合わせて他のシリーズを組み合わせていきましょう。

やさしい一冊を、気楽に、たくさん。その積み重ねが、英語を「読める」感覚へと変えていきます。

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