英検リスニングの勉強法|級別の出題形式と伸びる練習手順・過去問の回し方

20260712_英検リスニング勉強法 英語・資格検定

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英検リスニングの勉強法|級別の出題形式と伸びる練習手順・過去問の回し方

「筆記はそこそこ取れるのに、リスニングだけ点が伸びない」——英検の対策を進めるなかで、こうした悩みを抱える方は少なくありません。お子さんの受験をサポートしている保護者の方からも、「リスニングだけどう勉強させればいいのか分からない」という声をよく聞きます。

リスニングは、単語や文法のように「覚えれば解ける」科目とは少し性質が違います。耳が英語の音に慣れていないと、知っている単語ですら聞き取れず、正答につながりません。逆に言えば、正しい順番で音に触れる時間を積み重ねれば、着実に伸ばしていける分野でもあります。

この記事では、まず受ける級のリスニングがどんな形式なのかを日本英語検定協会の公式情報で確認し、そのうえで大問ごとの解き方、家庭学習で回せる練習の順番、公式に公開されている過去問の使い方、伸びないときの原因の切り分けまでを順に整理します。読み終える頃には、今日から何をどう練習すればいいかがはっきりするはずです。

英検リスニングの勉強は4つの段階で進める

最初に全体像をまとめておきます。英検のリスニング対策は、次の4段階を順番に回すのが基本です。

  1. 形式を知る:受ける級の大問の数、問題数、放送回数、選択肢が読み上げか印刷かを確認する
  2. 本番形式で解く:過去問の音源で、時間を止めずに1回分を通して解く
  3. スクリプトで原因を特定する:聞き取れなかった文を原稿で確かめ、なぜ聞き取れなかったのかを分類する
  4. 音読とシャドーイングで口を通す:同じ素材を声に出して繰り返し、音のつながりに慣れる

多くの人がつまずくのは、2の本番形式で解く段階ばかりを繰り返して、3と4を飛ばしてしまうことです。解きっぱなしでは、聞き取れなかった箇所がそのまま残ります。以下、この順番に沿って具体的に見ていきます。

級別のリスニング形式(5級〜準1級)

英検のリスニングは級ごとに形式が決まっており、同じ会話を聞く問題でも、放送が2回あるのか1回だけなのか、選択肢が読み上げられるのか問題冊子に印刷されているのかで、練習の仕方が変わります。日本英語検定協会の各級の試験内容ページ(2026-10-05 取得)から、リスニング部分を整理しました。

級 大問の形式 問題数(問) 放送回数(回) 選択肢
5級 会話の応答文選択(補助イラスト付き) 10 2 3肢・読み上げ
5級 会話の内容一致選択 5 2 4肢・印刷
5級 イラストの内容一致選択 10 2 3肢・読み上げ
4級 会話の応答文選択(補助イラスト付き) 10 2 3肢・読み上げ
4級 会話の内容一致選択 10 2 4肢・印刷
4級 文の内容一致選択 10 2 4肢・印刷
3級 会話の応答文選択(補助イラスト付き) 10 1 3肢・読み上げ
3級 会話の内容一致選択 10 2 4肢・印刷
3級 文の内容一致選択 10 2 4肢・印刷
準2級 会話の応答文選択 10 1 3肢・読み上げ
準2級 会話の内容一致選択 10 1 4肢・印刷
準2級 文の内容一致選択 10 1 4肢・印刷
準2級プラス 会話の内容一致選択 15 1 4肢・印刷
準2級プラス 文の内容一致選択 15 1 4肢・印刷
2級 会話の内容一致選択 15 1 4肢・印刷
2級 文の内容一致選択 15 1 4肢・印刷
準1級 会話の内容一致選択 12 1 4肢・印刷
準1級 文の内容一致選択 12 1 4肢・印刷
準1級 Real-Life形式の内容一致選択 5 1 4肢・印刷

リスニングの試験時間(目安)は次のとおりです。

級 リスニングの試験時間 約(分)
5級 20
4級 30
3級 25
準2級 25
準2級プラス 25
2級 25
準1級 30

この表から読み取れる大事なポイントは2つです。

  • 3級は大問によって放送回数が変わる:最初の大問(会話の応答文選択)だけが1回放送で、残りの2つの大問は2回放送です。4級までの感覚で2回目で確認すればいいと構えていると、最初の10問で取りこぼしが出やすくなります。
  • 準2級から上はすべて1回放送:聞き直しがきかないため、放送が始まる前に選択肢へ目を通しておく先読みと、1回で要点をつかむ練習が欠かせません。

比べ方の注意:リスニングの比重は級によって違う

英検の一次試験は英検CSEスコアで合否が判定され、公式では、技能ごとに問題数は異なるものの各技能にスコアを均等に配分している、と説明されています。技能ごとの満点スコアは次のとおりです。

級 技能ごとの満点スコア(点)
5級 425
4級 500
3級 550
準2級 600
準2級プラス 625
2級 650
準1級 750

ここで注意したいのは、一次試験に含まれる技能の数です。4級・5級の級認定はリーディングとリスニングの一次試験で判定され、3級以上の一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの合計で判定されます。つまり、4級・5級では一次試験のスコアの半分を、3級以上では3分の1をリスニングが占めることになります。級によって比重が違うので、問題数だけを横並びにして、どの級がリスニング重視かを比べるのは正確ではありません。

また公式では、2016年度第1回の一次試験で、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格していたとも紹介されています。正答数から自分でスコアを計算することはできませんが、どれか1技能だけに頼らず、リスニングでも大きく崩れないことが合格の土台になる、という考え方は持っておくとよいでしょう。

大問ごとの解き方

形式が分かったら、大問ごとにどこを聞けば答えられるかを押さえます。ここでのポイントは、聞く前に何を準備するか、聞いている間にどこへ集中するか、聞き逃したらどう切り替えるかの3つです。

会話の応答文選択(5級〜準2級)

会話の最後の発話に対して、最もふさわしい応答を選ぶ問題です。選択肢は問題冊子に印刷されておらず、放送で読み上げられます。

  • 最後のひと言に集中する:会話全体を細かく覚える必要はなく、最後の発話が質問なのか、依頼なのか、提案なのかをつかむことが優先です。
  • 疑問詞を聞き逃さない:最後の発話が What/Where/When などで始まる質問なら、その疑問詞に合う答え方をしている選択肢を探します。
  • 読み上げられる選択肢は消去法で聞く:3つの選択肢を聞きながら、明らかに合わないものを頭の中で外していきます。

3級と準2級ではこの大問が1回放送です。練習のときから、音声を止めたり戻したりせずに解く習慣をつけておきます。

会話の内容一致選択(5級〜準1級)

会話を聞き、その内容に関する質問に答える問題です。選択肢が問題冊子に印刷されているため、放送が始まる前に選択肢へ目を通す先読みが使えます。

  • 選択肢の共通点から質問を予想する:4つの選択肢がすべて場所ならどこへ行くか、すべて時刻ならいつか、が問われる可能性が高いと見当をつけてから聞きます。
  • 主語と時制に注意する:会話では、男性の予定と女性の予定、これからのことと済んだことが混在します。選択肢の主語や動詞の形に印を付けておくと、取り違えを防げます。
  • 言い換えに慣れる:正解の選択肢は、会話の表現をそのまま使わず、別の言い方に置き換えていることがよくあります。会話に出た単語がそのまま入っている選択肢に飛びつかないことが大切です。

文の内容一致選択(4級〜準1級)

短いパッセージ(物語文や説明文)を聞き、内容に関する質問に答える問題です。5級では同じ位置に、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ問題が置かれています。

  • 最初の1文で話題をつかむ:誰の話か、何についての説明かは、冒頭で示されることが多いため、始まりを聞き逃さないようにします。
  • 順番に起きたことを追う:物語文では、出来事が時間の順に並びます。最初に何をして、次にどうなったかを頭の中で並べながら聞くと、質問に答えやすくなります。
  • 理由や目的の表現を拾う:because や so などのあとに、質問の答えになる情報が来ることがよくあります。

Real-Life形式の内容一致選択(準1級)

準1級には、アナウンスなど実生活の場面を想定した放送の内容について答える大問があります。選択肢が印刷されている形式なので、放送前に選択肢を読み、何の情報を拾えばよいかを決めてから聞くのが基本です。聞き取るべき情報(番号、行き先、すべき行動など)が決まっていれば、それ以外の部分にとらわれすぎずに済みます。

聞き逃したときの切り替え方

1回放送の大問では、1問の聞き逃しを引きずると次の問題の先読みができなくなり、連続して落とすことがあります。

  • 迷った問題は仮の答えをマークして次へ:空欄にせず、いちばん可能性が高いものを選んでおきます。
  • 次の問題の選択肢に目を移す:放送と放送の間の短い時間は、終わった問題を考え直すより、次の選択肢を読むのに使います。
  • 練習でも同じ動きをする:過去問を解くときから、迷ったら仮マークして次へ進む動きを繰り返しておくと、本番でも慌てにくくなります。

スクリプト精読→音読→シャドーイングの順で練習する

解き方が分かっても、音そのものが聞き取れなければ得点にはつながりません。ここからは、家庭学習でも進めやすい練習の順番です。同じ素材を何度も使うのがポイントです。

ステップ1|過去問の音源で本番形式に解く

まずは、本番と同じ形式・スピードの音源で1回分を通して解きます。途中で止めたり、聞き直したりはしません。今の実力で、どの大問のどの問題を落とすのかを把握するのが目的です。

市販の過去問題集にはCDや音声アプリが付いているものが多く、実際の試験音声に近い教材で練習できます。たとえば次の過去問題集は、CD2枚に加えてリスニングアプリにも対応しており、スマートフォンでの再生にも向いています。学研プラス編集の英検3級向けです。

ステップ2|スクリプトを精読して、聞き取れなかった理由を分類する

答え合わせのあと、付属のスクリプト(放送原稿)を見ながらもう一度音源を流します。このとき、ただ聞き取れなかったで終わらせず、理由を分類しておくのが大切です。

  • 単語を知らなかった:スクリプトを読んでも意味が分からない
  • 単語は知っているのに聞き取れなかった:読めば分かるのに、音では気づけなかった
  • 聞き取れたが意味の処理が追いつかなかった:文は聞こえたのに、内容を理解する前に次へ進んでしまった
  • 聞き取れて理解もしたが、選択肢で間違えた:言い換えや主語の取り違えで誤答した

この分類によって、次にやるべき練習が変わります。分類の使い方は、後半の伸びないときの原因切り分けで表にまとめています。聞き取れなかった文の意味は、この段階で確認しておきます。意味の分からない文は、何度聞いても聞き取れるようにはなりにくいからです。

ステップ3|音読→オーバーラッピング→シャドーイングで口を通す

意味が分かった文は、声に出して練習します。いきなり音源を追いかけるのは難しいため、次の順で段階を上げていきます。

  1. 音読:スクリプトを見ながら、自分のペースで読みます。意味を考えながら読める速さで構いません。
  2. オーバーラッピング:スクリプトを見ながら、音源と同時に声を重ねて読みます。音のつながりやリズムを、音源に合わせて体で覚える段階です。
  3. シャドーイング:スクリプトを見ずに、音源を少し遅れて追いかけながら声に出します。

自分で発音できる音は聞き取りやすくなる、という考え方に基づく練習です。最初はゆっくりでも、繰り返すうちに音のつながりに慣れていきます。新しい問題を次々に解くより、同じ素材をしゃぶり尽くすほうが、耳の土台づくりには向いています。

過去問だけでは音源の量が足りないと感じたら、リスニング専用の教材を1冊足すのも手です。英語リスニング教材の目的別の選び方では、レベルや目的に合わせた教材の選び方と進め方を紹介しています。

1週間の進め方(例)

ステップ1〜3を、1回分の過去問を素材にして1週間で回す例です。1日の時間は、無理なく続けられる長さに調整してください。

曜日 やること ねらい
月 1回分を本番形式で通して解き、答え合わせをする 今の実力と落とした大問を把握する
火 間違えた問題のスクリプトを精読し、理由を分類する 何が原因で落としたかを決める
水 間違えた問題の文を音読・オーバーラッピングする 意味と音を結びつける
木 同じ文をシャドーイングする 音のつながりと速さに慣れる
金 正解した問題も含めて大問1つ分をシャドーイングする 聞き取れる範囲を広げる
土 同じ回をもう一度、本番形式で通して解く 月曜からの変化を確認する
日 休み、または単語の復習 続けるための余白をつくる

土曜日に同じ回を解き直すと、問題を覚えてしまうので点数は上がって当然です。ここで確認したいのは点数ではなく、月曜日には聞き取れなかった文が、音として聞こえるようになったかです。翌週は別の回に進み、同じサイクルを繰り返します。

公式サイトの過去問の使い方

日本英語検定協会の各級のページでは、一次試験の問題冊子と解答のPDF、リスニング原稿、リスニング音源が公開されています。2026-10-05 時点で公開されていたのは、2025年度第2回、2025年度第3回、2026年度第1回の3回分でした(公開される回は検定ごとに入れ替わります)。

公式の過去問は本番そのものの問題なので、次のように使い分けると素材を無駄にしません。

  • 1回目は本番形式の実力確認に使う:時間を計り、筆記からリスニングまで通して解く回にあてます。
  • 2回目以降は精読・音読の素材にする:リスニング原稿があるので、ステップ2・3の練習にそのまま使えます。
  • 最新の回は試験直前まで取っておく:直前期に形式の最終確認をする回として残しておくと、本番の流れを思い出しやすくなります。

公式に公開されている3回分だけでは量が足りない場合は、市販の過去問題集で回数を補います。級ごとの問題集の選び方は、英検3級の問題集の選び方や英検4級の問題集の選び方で詳しく比べています。

本番の時間配分と当日の注意

一次試験では、筆記の時間に続いてリスニングが行われます。リスニングが始まってからでは選択肢をゆっくり読む余裕がないため、次の点を意識しておきます。

  • 筆記を少し早めに終える:選択肢が問題冊子に印刷されている大問では、筆記の見直しが終わったら、リスニングの選択肢に目を通しておくと先読みの助けになります。
  • 選択肢に印を書き込む:選択肢の主語や時制、数字に印を付けておくと、放送中に比べやすくなります。
  • マークのタイミングを決めておく:1問ずつ解答用紙に塗る方法と、問題冊子に印を付けて区切りのよいところでまとめて塗る方法があります。どちらが合うかは、過去問の練習で試しておきましょう。
  • 直前に音を聞いておく:当日の朝や移動中に、練習で使った音源を聞いておくと、耳を英語の音に慣らした状態で試験に入れます。

3級以上は二次試験(面接)もあり、面接委員の質問を英語で聞き取って答えます。リスニングで鍛えた力はここでも生きます。面接の流れと答え方は、英検3級の面接対策にまとめています。

伸びないときの原因切り分け

練習を続けても点が伸びないときは、つまずきの原因と練習の中身がずれている可能性があります。ステップ2で分類した理由をもとに、次の表で練習を見直してみてください。

症状 考えられる原因 試す練習
スクリプトを読んでも意味が分からない 語彙・文法が不足している 受ける級の単語帳で語彙を補い、分からなかった文を訳してから音読する
読めば分かるのに、音では気づけない 音の連結・脱落に慣れていない 聞き取れなかった部分だけを切り出して、オーバーラッピングを繰り返す
聞こえるが、理解する前に次へ進んでしまう 処理速度が追いついていない 英文を前から順に意味をとる音読(返り読みをしない)とシャドーイングを増やす
聞き取れたのに選択肢で間違える 設問処理(先読み・言い換え)が弱い 選択肢の共通点から質問を予想する練習と、正解の言い換えを書き出す復習をする
最初は取れるが、後半で崩れる 集中力の配分・切り替えができていない 1回分を止めずに通しで解き、迷った問題は仮マークして次へ進む練習をする

英語には、単語と単語がつながって発音される連結や、音が消える脱落といった現象があります。文字で読めば簡単な文でも、ナチュラルなスピードで流れると別物のように聞こえるのはこのためです。2つ目の症状に当てはまる場合は、新しい問題を増やすより、聞き取れなかった数語を何度も聞き比べるほうが近道になることがあります。

級・レベル別の練習素材

使う教材は、受ける級に合わせて選ぶのが基本です。ここでは、リスニング練習の素材に使いやすい過去問題集などをレベル別に紹介します。

英検3級を目指す方に

3級はリスニングの最初の大問だけが1回放送になる級なので、早めに本番形式の音源に慣れておくと安心です。先ほど紹介した2021年度版のほか、2022年度版の過去問題集もあります。こちらもCD3枚とリスニングアプリに対応しています。

年度によって収録回が異なるため、まずは1冊を繰り返し使い、余裕があれば別年度を追加する形が無理のない進め方です。

一歩先の英検準2級に挑戦する方に

3級に合格し、次のステップとして準2級を視野に入れる方には、準2級の過去問題集が役立ちます。準2級はリスニングがすべて1回放送になるため、先読みと1回で要点をつかむ練習を早めに始めておきましょう。

英語をはじめたばかりの小さなお子さんに

まだ級を受けるのは早いけれど英語の耳を育てたい、というお子さんには、英検Jr.(ジュニア)向けの教材が入り口になります。アルクのはじめての英検Jr. シルバーはCD付きで、クイズやチャンツで英語の音に親しめる構成です。

教材の比較

今回紹介した教材を、対象の目安ごとに整理しました。

教材 対象の目安 音声
2021年度 英検3級過去問題集 英検3級 CD2枚・リスニングアプリ対応
2022年度 英検3級過去問題集 英検3級 CD3枚・リスニングアプリ対応
2022年度 英検準2級過去問題集 英検準2級 CD3枚・リスニングアプリ対応
はじめての英検Jr. シルバー 英語入門・幼児〜小学生 CD付き

2021年度版・2022年度版は収録回が古いため、形式の細部が現行の試験と異なる可能性があります。最新の形式は公式の試験内容と公開中の過去問で確かめ、古い年度版は音源の量を増やすための練習素材として使う、と割り切ると無理がありません。最新年度の問題集をそろえたい場合は、級別の問題集の記事で比較しています。

筆者の判断基準

この記事で勉強法を整理するにあたり、次の基準で判断しました。

  • 形式の確認を最初に置く:放送回数や選択肢の示され方は級によって違い、それによって練習の仕方が変わります。そのため、勉強法より先に公式の試験内容を確認する構成にしました。
  • 数値は公式ページで確かめられるものだけを使う:問題数・放送回数・試験時間・技能ごとの満点スコアは、日本英語検定協会の公式ページに掲載された値をそのまま載せています。合格に必要な正答数のように公式が示していない数値は書いていません。
  • 解く量より、同じ素材を使い切ることを優先する:家庭学習では時間が限られるため、新しい問題を増やすより、1回分の過去問を精読・音読・シャドーイングまで使い切る進め方を勧めています。
  • 教材の優劣は断定しない:紹介した問題集は、対象の級と音声の形式で選べるように整理するにとどめました。どれが合うかは、受ける級と練習に使える時間で決めてください。

よくある質問

リスニングは1日どれくらい練習すればいいですか?

明確な正解はありませんが、長時間まとめて取り組むより、短い時間でも毎日音に触れるほうが耳は慣れやすいと言われています。この記事の1週間の進め方のように、曜日ごとにやることを決めておくと、短い時間でも練習が途切れにくくなります。まずは無理なく続けられる時間から始め、習慣にすることを優先しましょう。

過去問はいつから始めるべきですか?

単語や文法がある程度身についてからのほうが、聞き取れる範囲が広がって手応えを感じやすくなります。ただし、形式を知る目的であれば、早い段階で1回分を解いてみるのがおすすめです。どの大問が苦手かが分かれば、その後の単語や文法の勉強にも優先順位をつけられます。

CDが再生できない場合や、アプリだけで対策したい場合は?

今回紹介した過去問題集の多くはリスニングアプリにも対応しており、スマートフォンやタブレットで音声を再生できます。また、公式サイトで公開されている過去問の音源もパソコンやスマートフォンで聞けます。アプリやサブスクの英語音声は、音に触れる量を増やす意味では有効ですが、英検は級ごとに形式が決まっているため、本番形式に慣れる目的では過去問を併用するとよいでしょう。

参照した公式情報(取得日)

以下は 2026-10-05 に確認しました。試験の形式や公開されている過去問は変わることがあるため、受験前には最新の情報を確認してください。

まとめ

英検リスニングで点が伸び悩む背景には、形式を知らないまま解いている、聞きっぱなしで復習していない、聞き取れない原因を切り分けていない、といったことがあります。まずは受ける級の放送回数と選択肢の形式を確認し、過去問を本番形式で解いたら、スクリプトで原因を分類し、音読からシャドーイングへと段階を上げて同じ素材を使い切る——この順番を1週間単位で回すことが、得点力の土台になります。

その練習の中心になるのが、公式サイトの過去問と、CDや音声アプリに対応した過去問題集です。まずは受ける級の1回分を手元に用意し、今日から形式の確認と本番形式の1回目に取りかかってみてください。

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