共通テスト出願の訂正はいつまで?直せる項目と期限内に直す手順

共通テスト出願の訂正はいつまで?直せる項目と期限内に直す手順 大学受験

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共通テストの出願を出し終えたあとになって、「登録した教科はあれで合っていたかな」「住所の番地を打ち間違えたかもしれない」と気になり始める人は少なくありません。出願は一度送ってしまうと取り返しがつかない、と思ってしまいがちですが、令和9年度の共通テストには、出願とは別に登録内容を確認して直すための期間が用意されています。

この記事では、出願を終えた人に向けて次の3点を整理します。

  • 出願内容をいつ・どこから訂正できるのか
  • 直せる項目と、直せない項目はどこで分かれるのか
  • 訂正の期間に間に合わなかったとき、何ができるのか

出願の手続きそのもの(マイページの作り方や検定料の払い方)ではなく、出し終えたあとの話に絞って書いています。

共通テストの出願内容は、いつ・どこから訂正できる?

結論から書きます。出願内容の訂正は、大学入学共通テスト出願サイトのマイページにある「出願内容の確認・訂正」から行います。郵送やメールでの申し出ではなく、自分でマイページを開いて直す形です。

大学入試センターの案内では、令和9年度の共通テストについて、出願・出願内容の登録や訂正・受験票の取得・成績の閲覧といった一連の手続きを、この出願サイトのマイページで行うと説明されています。

そして、訂正のために用意されている期間が 2026年10月9日(金)10時00分から10月16日(金)17時00分までです。これが「出願内容の確認・訂正期間」と呼ばれるものです。

なお、出願内容の登録期間(2026年9月15日10時00分〜10月2日17時00分)の最中も、登録した内容を自分で直すことができます。つまり、訂正できるタイミングは1回きりではありません。

時期 訂正の可否 手段
出願内容の登録期間中(2026年9月15日10時〜10月2日17時) 直せる マイページで登録内容を修正する
出願内容の確認・訂正期間(2026年10月9日10時〜10月16日17時) 直せる マイページの「出願内容の確認・訂正」から修正する
確認・訂正期間より後 一部を除いて直せない 原則として訂正の受付は終了している

いま自分がどの行にいるかで、次にすべきことが変わります。10月2日を過ぎて10月9日より前の期間は、いわば「待ち」の時間です。訂正したい箇所を書き出しておき、10月9日になったらすぐ開けるように準備しておくと落ち着いて動けます。

出願の手続きそのものを最初から確認したい場合は、共通テスト2027の出願はいつから?令和9年度の出願日程と手続きの流れにまとめてあります。

訂正できる項目・できない項目

「どこまで直せるのか」が分からないと、マイページを開くこと自体が不安になります。ここが本記事でいちばん伝えたい部分です。

大学入試センターの案内によると、出願内容の確認・訂正期間中と、出願内容の登録期間中は、氏名・住所・出願資格・登録教科等といった出願内容のすべてについて訂正ができるとされています。「重要な項目だけは触れない」という作りにはなっていません。

一方で、はっきりと例外になっているのが顔写真です。登録した顔写真が審査中、または「受付できる写真」として承認済みになっている場合、写真の変更はできないと案内されています。

区分 具体例 扱い
訂正できる 氏名、住所、出願資格、登録教科等(出願内容全般) 確認・訂正期間中と登録期間中はマイページから修正できる
訂正できない 顔写真(審査中または承認済みの場合) 変更の受付対象外
期間を過ぎると 上記の訂正できる項目も含む メールアドレス・パスワード・氏名・生年月日・電話番号などを除いて訂正できなくなる

顔写真だけは扱いが違う

顔写真は、登録すればそのまま通るものではなく、審査を経て「受付できる写真」と判定される流れになっています。そのため、審査に入った時点から先は差し替えができません。

これは裏返すと、写真の出来を気にするなら登録の段階で決めておく必要があるということです。背景が写り込んでいる、顔が小さすぎるといった懸念がある人は、審査が進む前が見直しのタイミングになります。すでに承認されている場合は、写真については考えても動かせないので、他の項目の確認に時間を使うほうが有効です。

なお、登録した顔写真が「受付できない写真」と判定された(否認された)場合は、メールとマイページの「お知らせ」で通知され、確認・訂正期間中(10月9日10時〜10月16日17時)に写真を登録し直す必要があります。期間内に再登録しないと、マイページから取得した受験票が試験当日に使えなくなるとされているため、お知らせが届いていないかは必ず確認してください。

試験日そのものや時間割を合わせて確認しておきたい場合は、共通テスト2027の日程と時間割|令和9年度の試験日・出願期間が参考になります。

実際に訂正する4つのステップ

やること自体は複雑ではありません。落ち着いて順に進めれば、迷う場面は多くないはずです。

  1. 共通テスト出願サイトのマイページにログインする。 出願のときに作ったアカウントをそのまま使います。ID やパスワードが分からなくなっている場合は、訂正期間の初日に気づけるよう早めに確認しておきます。
  2. 「出願内容の確認・訂正」を開き、登録内容を一つずつ照合する。 画面を眺めるだけでは見落とします。出願したときの控え(入力内容を保存したものや、学校に提出した書類のコピー)を手元に置き、行ごとに突き合わせていくのが確実です。
  3. 誤りのある項目を直す。 氏名・住所・出願資格・登録教科等は、この画面から修正できます。直したあとは、保存や送信まで進んで画面上の状態が変わったことを確認します。
  4. 差額が生じる場合は、画面の指示に従って支払いまで済ませる。 登録教科数を変えたときなどは、検定料に差額が出ることがあります(次の見出しで詳しく書きます)。受験案内では、支払い期限までに支払いが完了していないと、登録教科数や成績の閲覧の希望は訂正する前の登録内容のままになるとされています。最後の表示まで見届けます。

高校を通して出願した現役生の場合は、学校側で取りまとめのスケジュールが組まれていることがあります。マイページでの訂正と並行して、担任や進路指導の先生にも早い段階で伝えておくと、学校の期限に間に合わないという事態を避けられます。

登録教科数を直すとお金が動く(検定料の差額)

訂正のなかで、金銭が絡むのが登録教科数の変更です。ここを見落とすと、訂正したつもりで完了していない、という状態になりかねません。

共通テストの検定料は、受験する教科数によって分かれています。大学入試センターの受験案内では、2教科以下を受験する場合は12,000円、3教科以上を受験する場合は18,000円と案内されています(金額は本記事末尾の「参照した公式情報」に挙げた受験案内を出典としています。出願の前には必ず最新の案内で確認してください)。

つまり、2教科以下で登録していた人が3教科以上に直せば、6,000円の追加支払いが発生します。成績の閲覧を「希望しない」から「希望する」に変える場合も、成績閲覧手数料の300円を追加で支払います。追加支払いの際には、支払い方法を問わず一律188円の手数料もかかります。逆に、3教科以上から2教科以下へ減らした場合や、成績の閲覧を取りやめた場合は差額が返還される扱いです(コンビニエンスストアやPay-easyで支払っていた場合は、返還の際に銀行振込手数料がかかります)。

そして重要なのが期限です。訂正にともなって生じた差額の支払いは、確認・訂正期間の最終日である2026年10月16日の23時59分までに済ませる必要があるとされています。訂正の受付は同日17時で終わりますが、支払いはその日のうちに完了させるという組み立てです。

支払い方法によっては、手続きしてから反映まで時間がかかるものもあります。最終日に教科数を変えるのは避けたほうが安全です。

筆者の判断基準:どこから直すか、いつ動くか

訂正できる項目が広い分、どこから手をつけるかで迷う人もいます。この記事を書くにあたって整理した判断の目安を3つ挙げます。

1つ目は、試験の結果に直接効く項目から直すことです。 優先順位は、登録教科等 → 氏名・出願資格 → 住所や連絡先、の順で考えると整理しやすくなります。登録教科の誤りは、当日に受けられる科目そのものを左右します。一方で住所の表記ゆれは、書類が届くかどうかの問題であり、影響の出方が違います。限られた時間で全部を完璧にしようとするより、影響の大きい順に潰すほうが結果的に安全です。

2つ目は、確認・訂正期間の初日に一度マイページを開いておくことです。 期間は10月9日から16日までありますが、初日に開く意味は「時間の余裕を作ること」にあります。差額の支払いが必要になったとき、ログインできなくなっていたとき、学校に相談が必要になったとき——いずれも、最終日に気づくと打つ手が限られます。開くだけなら数分で終わります。

3つ目は、「たぶん合っている」で画面を閉じないことです。 出願のときに慎重に入力した記憶があるほど、確認が流し読みになりがちです。控えと画面を一項目ずつ突き合わせる、という作業に切り替えると、思い込みで見落としていた箇所が見つかることがあります。特に、旧字体の氏名、マンション名や部屋番号、受験する科目の組み合わせは、照合する価値が高い項目です。

なお、訂正すること自体は不利な扱いにつながるものではありません。間違いに気づいたなら、期間内に直しておくのが本来の姿です。「直したら印象が悪いのでは」という心配で放置するほうが、リスクは大きくなります。

訂正期間に間に合わなかったときにできること

確認・訂正期間を過ぎると、一部を除いて訂正はできないと案内されています。まずはこの前提を押さえたうえで、それでも動ける部分を見ていきます。

期間後も直せる項目。 確認・訂正期間を過ぎても、メールアドレス・パスワード・秘密の質問と答えはマイページからいつでも変更でき、氏名(漢字等・カナ)・生年月日・電話番号も「志願者情報変更」から訂正できます。ただし氏名などは、2026年10月2日17時〜10月9日10時、11月25日17時〜12月4日10時、2027年1月7日17時〜1月26日10時の各期間は訂正できません。受験票を取得したあとに訂正できるのは氏名と生年月日だけで、その期限は2027年1月7日(木)17時00分です。

転居する場合の試験場。 試験場の決まり方は、出願した人の立場によって異なります。高校(通信制課程を除く)や中等教育学校を卒業見込みの人は、登録した学校の所在地に基づいて試験場が指定されるため、引っ越しても原則としてその学校のある試験地区で受験します(出願後に転校し、確認・訂正期間に学校を訂正した場合は、訂正後の学校が基準になります)。それ以外の人(既卒生や通信制課程の卒業見込者など)は、確認・訂正期間の終了までに転居先の住所を登録しておくことで、転居先の住所に基づいて指定された試験場で受験できるとされています。引っ越しの予定が決まっているなら、訂正期間の話と切り離さず、同じタイミングで手を打っておくのが得策です。

受験票での再確認。 受験票は、2026年12月4日(金)10時00分以降にマイページから取得できます。取得したら A4 サイズの白い紙に印刷し、試験当日に持参します。カラーでも白黒でも構いませんが、余白や裏面に何らかの記載がある受験票は使用できないとされているため、印刷したものはそのまま保管します。

受験票を手にしたら、記載されている内容をもう一度確認してください。氏名と生年月日の誤りであれば、2027年1月7日17時までマイページの「志願者情報変更」から訂正でき、1月8日17時以降に訂正後の受験票を取り直せます。それ以外の項目は訂正期間中とは扱いが異なるため、受験票に自分で書き込んで直すのではなく、大学入試センターの公式サイトで案内されている方法を確認するか、学校を通して出願した場合は先生に相談するのが手順として確実です。

共通テストのあとには、各大学への出願が控えています。日程感をつかんでおきたい人は、国公立大学の出願はいつ?2027年度入試の日程と手続きの流れと私立大学の入試はいつ?2027年度入試の日程と方式の違いも合わせて確認しておくと、10月以降の予定が立てやすくなります。

訂正の控えと受験票までの書類を1か所にまとめる

出願から試験当日までのあいだに、手元の紙は意外と増えます。出願内容の控え、訂正した項目のメモ、検定料や差額の支払い控え、そして12月に印刷する受験票。訂正のときに照合する相手は、まさにこれらの紙です。ばらばらの場所に置いていると、確認したいときに出てこないという事態が起きます。

仕切りのあるファイルに種類別で入れておくと、訂正時の突き合わせも当日の持ち物確認も速く終わります。

こちらは12仕切り・13ポケットのドキュメントスタンドで、蛇腹式で伸縮し、自立するタイプです。インデックスが付いているので、「出願の控え」「支払い」「受験票」と分けて入れられます(取得時点の価格は1,430円)。机の上に立てたまま使えるため、出願関係の紙を1か所に置いておきたい人に向いています。

持ち歩く前提なら、同じ蛇腹式でも持ち運びを想定したファイルという選択肢があります。学校で先生に見てもらう、試験前に一式を確認するといった使い方なら、こちらのほうが扱いやすい場面があります。

こちらも13ポケットでインデックス付きです(取得時点の価格は2,960円、レビューは4.73・75件)。据え置きで使うか、持ち運ぶかで選び分けるとよいでしょう。どちらが優れているという話ではなく、紙を探す時間を減らすための道具として考えると選びやすくなります。

よくある質問

出願内容の訂正は、マイページ以外からできますか?

令和9年度の共通テストでは、出願・出願内容の登録や訂正・受験票の取得・成績の閲覧といった手続きを、共通テスト出願サイトのマイページで行うと案内されています。訂正もこのマイページの「出願内容の確認・訂正」から行う流れです。手続きの詳細や例外的な扱いについては、大学入試センターの公式サイトで最新の案内を確認してください。

確認・訂正期間が終わってから引っ越した場合はどうなりますか?

転居先の住所に基づく試験場で受験できるのは、既卒生や通信制課程の卒業見込者など、登録した住所をもとに試験場が決まる人です。その場合も、確認・訂正期間の終了までに転居先の住所を登録しておく必要があるとされています。高校(通信制課程を除く)の卒業見込者は学校の所在地をもとに試験場が決まるため、引っ越しても原則として学校のある試験地区で受験します。期間が終わったあとの転居については扱いが変わるため、大学入試センターの公式サイトで確認するか、学校を通して出願した場合は先生に相談してください。引っ越しの予定が見えている段階で早めに登録しておくのが確実です。

訂正したあと、受験票はいつ受け取れますか?

受験票は、2026年12月4日(金)10時00分以降にマイページから取得できます。取得後は A4 サイズの白い紙に印刷して試験当日に持参します。印刷したら、氏名や受験する教科などの記載内容をもう一度確認してください。訂正した内容が反映されているかを見る、最後の機会になります。

まとめ

最後に要点を3つにまとめます。

  • 訂正の期間は 2026年10月9日(金)10時00分〜10月16日(金)17時00分。共通テスト出願サイトのマイページ「出願内容の確認・訂正」から行います。出願内容の登録期間中(〜10月2日17時)にも直せます
  • 直せるのは氏名・住所・出願資格・登録教科等の出願内容全般。例外は顔写真で、審査中・承認済みの場合は変更できません。期間を過ぎると一部を除いて訂正できなくなります
  • 登録教科数を変えると検定料の差額が出ることがあり、支払いの期限は10月16日23時59分。最終日にまとめて動くのは避け、初日に一度マイページを開いておくのが安全です

出願を終えたあとは、志望校の出願準備や過去問演習へと軸足が移ります。赤本の入手時期から逆算して計画を立てたい人は、赤本2027はいつ出る?発売時期の目安と志望校タイプ別の逆算カレンダーも参考にしてください。

なお、この記事の日付や金額は執筆時点で確認した令和9年度の情報です。手続きの前には、必ず大学入試センターの公式サイトで最新の案内を確認してください。

参照した公式情報(取得日)

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