総合型選抜の日程はいつ?2027年度入試の出願・選考スケジュールと夏からの準備

総合型選抜の日程はいつ?2027年度入試の出願・選考スケジュールと夏からの準備 大学受験

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総合型選抜の日程はいつ?2027年度入試の出願・選考スケジュールと夏からの準備

「総合型選抜を受けたいけれど、出願っていつから始まるんだろう」「合格発表まではどんな流れなのかな」——総合型選抜(旧AO入試)を考え始めると、まず気になるのが日程ではないでしょうか。一般選抜より早い時期に動く入試なので、スケジュールをつかめていないと「気づいたら出願直前だった」ということにもなりかねません。

この記事では、2027年度入試(令和9年度)の総合型選抜について、文部科学省が定める全国共通の日程の枠組みと、エントリーから合格発表までの大まかな流れを整理します。あわせて、日程から逆算して夏のうちに始めておきたい準備も紹介します。読み終えるころには、「自分はいつまでに何を用意すればいいか」がイメージできるはずです。

なお、ここで扱うのは2027年春に大学へ入学する人(現在の高校3年生など)が受ける2027年度入試です。学年や年度を取り違えないよう、まずは自分が受ける年度を確認しておきましょう。

総合型選抜の日程を決める「共通の枠組み」

各大学がいつ出願を受け付け、いつ合格を発表するかは、大学が自由に決めているわけではありません。文部科学省が毎年公表する大学入学者選抜実施要項で、全国共通の時期の枠組みが定められています。

2027年度入試(令和9年度)の総合型選抜については、次のように定められています。

  • 出願(入学願書の受付開始)は9月1日以降
  • 合格発表(判定結果の通知)は11月1日以降

つまり、どの大学の総合型選抜も、9月より前に出願を受け付けることはなく、11月より前に合否を出すことはない、という共通のルールになっています。

出典:文部科学省 大学入学者選抜について(入学者選抜実施要項のページ)https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senbatsu/index.htm 、および同省の大学入試Q&A(総合型選抜の出願時期・合格発表時期について)https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/1402208.htm 。総合型選抜は出願を9月以降、合格発表を11月以降とすることが示されています。年度ごとに要項は更新されるため、受験前に文部科学省および各大学の最新情報をご確認ください。

学校推薦型選抜とは日程が違う

同じ年内に行われる入試でも、学校推薦型選抜(推薦入試)は総合型選抜と時期が異なります。学校推薦型選抜は、出願が11月1日以降、合格発表が12月1日以降と定められており、総合型選抜よりおよそ2か月あとにずれています。

「推薦とAOは同じ時期」と思い込んでいると準備の見通しを誤りやすいので、自分が使う入試方式がどちらなのかをはっきりさせておきましょう。

学校推薦型選抜のスケジュールを詳しく知りたい方は、学校推薦型選抜の日程はいつ?2027年度入試の出願・選考スケジュールもあわせてご覧ください。

エントリーから合格発表までの大まかな流れ

総合型選抜は、出願して当日に試験を受けて終わり、という一般選抜とは進み方が違います。大学によって呼び方や順番に差はありますが、大まかには次のような流れで進みます。

  1. エントリー・出願準備:志望理由書やこれまでの活動をまとめた書類を用意します。大学によっては出願前に「エントリー」という事前登録の段階を設けている場合もあります。
  2. 出願(9月1日以降):募集要項に沿って書類を提出します。
  3. 選考:書類審査に加え、面接・小論文・プレゼンテーション・口頭試問などが課されます。何がどのくらいの比重で課されるかは大学・学部によってさまざまです。
  4. 合格発表(11月1日以降):判定結果が通知されます。

近年の総合型選抜・学校推薦型選抜では、面接による評価が重視される方向にあります。書類だけでなく「自分の言葉で話す力」も見られると考えて、早めに準備しておくと安心です。具体的にどの選考が課されるかは、必ず各大学の募集要項で確認してください。

日程は大学ごとに違う——だから募集要項の確認が必須

ここまで紹介した出願9月1日以降・合格発表11月1日以降という時期は、あくまで全国共通の最も早い時期の枠組みです。実際の出願締切・面接日・合格発表日は、この枠組みの範囲内で大学・学部ごとに個別に設定されます。

たとえば同じ大学でも、学部によって出願締切が違ったり、書類提出のあとに二次選考として面接日が別途指定されたりします。エントリー期間を独自に設けている大学もあります。そのため、志望校が決まったら、必ずその大学の最新の募集要項で正確な日程を確認することが欠かせません。日程はカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくと、締切の見落としを防げます。

また、一般選抜との併願も考えている場合は、秋に受付が始まる大学入学共通テストの出願も同じ時期に重なります。手続きの時期と流れは共通テスト2027の出願日程と手続きの流れで確認しておくと、スケジュールを一本化して管理できます。

日程から逆算して、夏のうちに準備を始める

出願が9月1日以降ということは、書類の中心となる志望理由書や、選考で課されることの多い小論文の準備は、夏休みのうちに動き出しておくのが理想です。9月に入ってから慌てて書き始めると、推敲する時間がとれないまま提出することになりがちです。

まず取りかかりたいのが小論文対策です。小論文は、書き方の「型」を知っているかどうかで完成度が大きく変わります。

上の1冊は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜のいずれの小論文にも対応した書き方の解説書です。問題文だけの出題から、課題文つき・図表つきの出題へと段階的にステップアップしていく構成で、典型的な失敗パターンや「イマイチ答案」と改善例の比較を通して、ゼロから書き方を学べます。まずは基本の型を身につけたい人に向いています。

小論文以外にも夏のうちに手をつけておきたいことがあります。取り組む順番の目安は総合型選抜の夏休みにやることで具体的に整理しています。

志望理由書は「型」に沿って組み立てる

総合型選抜で合否を左右しやすいのが志望理由書です。自分の経験や学びたいことを、読み手に伝わる形で整理するには、こちらも型に沿って組み立てるのが近道です。

上の志望理由書のルールブックは、短期間で書き上げることを想定した構成案や例文集を収録した対策本です。「何を、どの順番で書けばいいか」がつかめず手が止まってしまう人が、書き出すきっかけをつかむのに役立ちます。

志望校が固まっているなら大学別の対策も

志望校・志望学部がはっきりしている場合は、その大学の傾向に合わせた対策教材を使う方法もあります。

上は一例として法政大学(経済学部)の総合型選抜に向けた志望理由書・論文のワークです。大学別の教材は、志望理由書・小論文・面接・プレゼンといった選考ごとのポイントを、その大学の傾向に寄せて対策できるのが特徴です。同じように、大学・学部ごとに対策教材が用意されている場合があるので、志望校向けのものがあるか探してみるとよいでしょう。ただし出題内容は年度によって変わるため、教材はあくまで傾向をつかむ材料と考え、最新の募集要項と併せて使ってください。

よくある質問(Q&A)

Q. 2027年度入試の総合型選抜は、いつから出願できますか?
A. 文部科学省の大学入学者選抜実施要項では、総合型選抜の出願は9月1日以降と定められています。実際の出願締切は大学・学部ごとに異なるため、志望校の募集要項で確認してください。

Q. 合格発表はいつごろですか?
A. 総合型選抜の合格発表は11月1日以降と定められています。具体的な発表日は大学ごとに設定されるため、募集要項で確認しましょう。

Q. 総合型選抜と学校推薦型選抜で日程は違いますか?
A. 違います。総合型選抜は出願が9月1日以降・合格発表が11月1日以降、学校推薦型選抜は出願が11月1日以降・合格発表が12月1日以降と定められており、総合型選抜のほうが早い時期に進みます。

Q. いつから準備を始めればいいですか?
A. 出願が9月からなので、志望理由書や小論文の準備は夏休みのうちに始めておくのがおすすめです。書類の推敲や面接の練習に時間を確保できます。

まとめ

2027年度入試(令和9年度)の総合型選抜は、文部科学省の枠組みで出願が9月1日以降、合格発表が11月1日以降と定められています。学校推薦型選抜(出願11月1日以降・合格発表12月1日以降)より早く動く入試なので、スケジュール感を早めにつかんでおくことが大切です。

一方で、実際の出願締切や面接日、合格発表日は大学・学部ごとに異なります。全国共通の枠組みで大きな流れをおさえたら、志望理由書や小論文の準備を夏のうちに始めつつ、正確な日程は志望校の募集要項で必ず確認しましょう。準備を早めに動かして、余裕をもって本番に臨んでください。

各大学の日程は必ず募集要項でご確認ください。

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