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高校受験の内申点を上げる 夏休みにやることリスト
「高校受験に向けて、内申点が上がるように夏休みは何をやればいいんだろう」。中学生本人も、そばで見守る保護者の方も、長い休みを前にそう感じることは多いのではないでしょうか。学校の授業が止まる夏休みは、内申点そのものが動く時期ではありません。だからこそ「何をすればいいのか分かりにくい」期間でもあります。
この記事では、内申点が何で決まるのかを整理したうえで、夏休みにやることを「復習」「受験基礎」「学習習慣」の3つに分けてご紹介します。学年別の早見表やよくある質問もまとめましたので、夏休みの計画づくりの参考にしてください。
そもそも内申点は何で決まるのか
内申点(調査書点)は、大きく分けて次の3つの積み重ねで決まると言われます。
- 定期テストの結果:中間・期末テストの点数。多くの学年・教科で評価の中心になります
- 提出物:ワークやレポート、宿題などの期限と完成度
- 授業への取り組み:発言や態度、関心・意欲・態度といった観点別の評価
つまり内申点は、一度のテストだけでなく日々の積み重ねで動くものです。評価の対象になる学年や計算方法は都道府県・学校によって異なり、中1から加味される地域もあれば、中3の成績が重く扱われる地域もあります。まずはお住まいの地域の入試制度を確認しておくと、力を入れる時期の見通しが立てやすくなります。
夏休みが「内申点の分かれ道」になりやすい理由
夏休み中は定期テストがないため、内申点が直接動くわけではありません。しかし、2学期以降の定期テストで得点できるかどうかは、この期間の過ごし方に左右されます。1学期のつまずきを抱えたまま2学期に入ると、新しい単元でさらに苦しくなりがちです。逆に、夏のうちに弱点を埋めておけば、2学期のテストで点を伸ばす土台になります。夏休みは「内申点に直結する2学期への準備期間」と考えると、やるべきことが見えてきます。
夏休みにやることを3つに整理する
やみくもに問題集を広げても続きにくいものです。夏休みにやることは、次の3つに整理すると計画を立てやすくなります。
- 1学期の復習と弱点補強:つまずいた単元をそのままにしない
- 中1・2の総復習:受験の基礎になる範囲をまとめて固める
- 学習習慣と環境づくり:毎日机に向かえる仕組みを整える
以下、それぞれのステップで「やること」と、あると役立つ教材・道具を見ていきます。
この3つを実際のスケジュールに落とし込む手順は、高校受験の夏休みは何から始める?後悔しない学習計画の立て方で詳しく解説しています。
ステップ1|1学期でつまずいた単元を復習する
最初にやることは、1学期の内容の振り返りです。特に数学と英語は、前の単元が分からないと次が理解しにくい「積み上げ型」の教科です。ここでのつまずきは2学期以降の定期テスト、そして内申点に響きやすいため、夏のうちに優先して手を打ちたいところです。
総復習ドリルで穴を埋める
「どこが分からないのか自分でも分からない」というときは、範囲がコンパクトにまとまった総復習用のドリルが役立ちます。1・2年の要点を絞っておさらいできるタイプなら、短期間でも弱点を見つけて埋めやすくなります。数学のように積み上げの効く教科から始めるのがおすすめです。
まずは一冊を最後までやり切ることを目標にすると、「分かる」感覚が戻ってきて2学期の授業にもついていきやすくなります。
ステップ2|中1・2の総復習で受験の基礎を固める
夏休みは、まとまった時間が取れる貴重な期間です。学校の授業に追われないこの時期は、中1・2の総復習を進める好機でもあります。特に中3にとっては、受験基礎を固める意味でも夏の総復習が大きな意味を持ちます。
英語も数学と同じく積み上げ型の教科です。単語や文法の抜けは、放っておくと長文読解でつまずく原因になります。1・2年の範囲を一冊で見直せる教材を使って、基礎からていねいに固め直しましょう。
薄い問題集を「1日の分量」を決めてやり切る
総復習で大切なのは、分厚い問題集を何冊も抱えることではなく、薄い一冊を確実に終わらせることです。「1日◯ページ」と分量を先に決め、カレンダーに割り振っておくと、休み明けに手つかずのページが残る事態を防ぎやすくなります。無理のない範囲で毎日続けることを優先しましょう。
ステップ3|学習習慣と環境をつくる
夏休みは生活リズムが乱れやすく、「気づいたら一日が終わっていた」となりがちです。内申点に直結する2学期の学習を支えるためにも、毎日机に向かえる習慣と、集中しやすい環境づくりに取り組みましょう。
時間を「見える化」して集中する
だらだらと机に向かうより、時間を区切って取り組むほうが集中は続きやすいものです。残り時間が目で見て分かる学習用のタイマーを使うと、「この時間だけは集中する」というメリハリがつけやすくなります。休憩とのバランスを取りながら、短い集中を積み重ねていきましょう。
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目が疲れにくい環境を整える
長時間の学習では、手元の明るさも集中の続きやすさを左右します。手元をしっかり照らせるデスクライトがあると、夕方以降の勉強でも目の負担を感じにくくなります。ノートや教科書に影ができにくい配置を意識して、机まわりを整えてみてください。
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提出物と授業態度も内申点を支える
内申点は定期テストだけで決まるものではありません。夏休みの宿題は、期限を守り、ていねいに仕上げることが提出物の評価につながります。休み明けに慌てて片づけるのではなく、前半のうちに計画的に進めておきましょう。
また、2学期からの授業で発言したり質問したりする姿勢も、観点別の評価に反映されます。夏に基礎を固めておくと授業の内容が分かりやすくなり、自然と授業への取り組みも前向きになりやすくなります。
学年別・夏休みのやること早見表
学年によって、夏休みに力を入れたいポイントは変わります。目安として整理しました。
| 学年 | 夏休みにやること | 意識したいこと |
|---|---|---|
| 中1 | 1学期の復習を中心に、学習習慣を作る | 「毎日机に向かう」土台づくり |
| 中2 | 1学期の復習+苦手教科の中1範囲の見直し | 積み上げ教科の穴を残さない |
| 中3 | 中1・2の総復習で受験基礎を固める | 復習と受験勉強を両立させる |
いずれの学年も、まずは1学期のつまずきを埋めることが出発点です。そのうえで、時間に余裕があれば前の学年の総復習へと広げていきましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 内申点はいつの成績が使われるのですか?
地域や学校によって異なります。中3の成績を中心に見る地域もあれば、中1・中2の成績も加味する地域もあります。まずはお住まいの都道府県の入試制度を確認しておくと安心です。
Q. 夏休みは1日何時間くらい勉強すればいいですか?
一律の正解はありません。時間の長さより、決めた分量を毎日続けられるかどうかが大切です。まずは無理なく続けられる範囲から始め、慣れてきたら少しずつ増やしていくとよいでしょう。
Q. 塾に通わないと内申点は上がりませんか?
塾は選択肢の一つですが、必須ではありません。市販の総復習教材で1学期の弱点を埋め、提出物と授業にきちんと取り組むことでも、2学期以降のテストに向けた準備は進められます。ご家庭の状況に合わせて選びましょう。
まとめ|夏休みのやることは「復習・基礎・習慣」
高校受験の内申点を意識した夏休みのやることは、次の3つに整理できます。
- 1学期でつまずいた単元を復習する(特に数学・英語)
- 中1・2の総復習で受験の基礎を固める
- 学習習慣と環境を整えて、2学期につなげる
夏休みそのもので内申点が動くわけではありませんが、この期間の積み重ねが2学期以降の定期テスト、そして内申点を支えます。まずは弱点を埋める一冊から、できることから始めてみてください。
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