千葉県の高校入試2027年度の日程|出願から発表までと選抜方法

千葉県の高校入試はいつ?2027年度入試の日程と当日までの流れ 高校受験

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千葉県の高校入試2027年度の日程|出願から発表までと選抜方法

「千葉県の公立高校入試って、結局いつあるんだろう」「願書の受付や合格発表の日を早めに知って、逆算して準備したい」——お子さんの高校受験が近づくと、まず気になるのが入試日程ではないでしょうか。出願・学力検査・合格発表の日付がわかれば、いつまでに何を仕上げればいいかが見えてきます。

この記事では、千葉県教育委員会が公表している2027年度(令和9年度)入試、つまり2027年2月〜3月に実施される千葉県公立高校(県立高校)入学者選抜の日程を整理しました。あわせて、その日程が家庭にとって何の締切なのか、合否がどんな資料で決まるのか、2027年度から変わる点は何かまでまとめています。日程が決まったあとに取り組みたい過去問対策も後半で紹介します。

千葉県公立高校入試(2027年度)の日程一覧

千葉県の公立高校(県立高校)の一般入学者選抜は、学力検査を2日間に分けて行うのが特徴です。以下は、千葉県教育委員会が公表している2027年度(令和9年度)一般入学者選抜などの日程です。

区分 日程
志願者情報の登録・検査料納付 2027年1月12日(火)〜2月1日(月)
出願書類の提出 2027年2月2日(火)〜4日(木)正午
志願変更の期間 2027年2月9日(火)・10日(水)
学力検査(本検査) 2027年2月16日(火)・17日(水)
追検査 2027年2月25日(木)
入学許可候補者の発表 2027年3月2日(火)
  • 学力検査は2日間に分けて実施されます。
  • 追検査は、感染症罹患などのやむを得ない理由で本検査の全部または一部を受けられなかった人が対象です。追検査の受付期間は2027年2月19日(金)・22日(月)です。
  • 入学許可候補者の発表は、3月2日(火)午前9時に各高校のインターネット特設サイトで行われます。
  • 上記は一般入学者選抜などの日程です。第2次募集は別日程で、志願者情報の登録・検査料納付が2027年3月2日(火)〜4日(木)、出願書類の提出が3月5日(金)、志願変更が3月8日(月)、検査が3月10日(水)、入学許可候補者の発表が3月12日(金)と公表されています。

出典:千葉県教育委員会 令和9年度千葉県県立高等学校入学者選抜の日程について。この日程は千葉県教育委員会から発表されたものです。日程は変更される場合があるため、出願前に必ず千葉県教育委員会の公式サイトで最新情報をご確認ください。

日程表の各行は、家庭にとって何の締切か

日付を並べただけでは、どこに力を入れればいいか見えてきません。上の6行を家庭の作業に読み替えると、次のようになります。

日程 家庭側で実際に起きること
1月12日〜2月1日 インターネットで志願者情報を登録し、検査料を納付する。ここで志望校を入力するため、志望校の最終決定はこの期間より前に済ませておく必要がある
2月2日〜4日 出願書類を提出する(4日は正午まで)。電子による調査書は中学校が提出し、志願理由書などその他の書類は志願者が簡易書留で郵送する。受領完了メールは2月5日までに届く
2月9日・10日 倍率の状況を見て出願先を変更できる最後の機会。変更するかどうかを短時間で判断する
2月16日・17日 学力検査本番。2日間の体力配分がそのまま得点に影響する
2月25日 追検査。本検査を受けられなかった場合の受け皿
3月2日 入学許可候補者の発表(午前9時・各高校のインターネット特設サイト)。進路が確定する

実質的な山は1月上旬までに志望校を固めることと、2月9日・10日の判断の2か所です。学力検査当日だけを意識していると、この2つを慌てて決めることになります。

2027年度(令和9年度)入試で押さえたい3つのポイント

千葉県教育委員会は令和9年度の一般入学者選抜等における検査の内容等を公表しており、前年度から変わる点と、引き続き確認が必要な点があります。過去の受験情報をそのまま参考にすると行き違いが起きる部分なので、先に確認しておきましょう。

1. 学校設定検査の「思考力を問う問題」が実施されなくなる

千葉県教育委員会は、学校設定検査「思考力を問う問題」を令和9年度入学者選抜より実施しないと公表しています。前年度(令和8年度)の発表では、この問題は学校設定検査のうち「その他の検査」として実施され、国語・数学・英語の3教科で構成、検査時間60分・配点100点満点とされていました。

該当校を志望していたご家庭にとっては、対策の中身が変わることを意味します。学校設定検査そのものは、一般入学者選抜の全日制・定時制の全ての学校・学科で引き続き実施されるため、志望校が2027年度に何を実施するのかを学校ごとの発表で確認するのが確実です。

2. 国語から「放送による聞き取り検査」の注記が外れた

令和8年度の学力検査の発表では、国語の問題について「放送による聞き取り検査を含む」と注記されていました。令和9年度の発表では、放送を含む旨の注記は英語(リスニングテスト)だけになり、国語にはこの注記がありません。国語の出題方針としては、様々な文章の内容を的確に理解する力、複数の情報を整理し判断する力、自分の言葉で考えをまとめて相手に伝える力をみると示されています。放送を聞いて答える形式に慣れる練習をしていた場合は、対策の配分を見直す必要があります。

過去問を使うときも、国語の聞き取り部分は令和9年度の形式と異なる前提で扱うほうが安全です。古い年度の聞き取り問題は、リスニングの練習ではなく会話文の読み取り練習として使うと考えておくと、無駄になりません。

3. 志願理由書の提出が求められる学科がある

志願理由書の提出を求めるかどうかは、平成27年度入学者選抜から学科ごとに定められています。令和9年度に提出を求めるのは、全日制の課程で3校3学科、定時制の課程で6校6学科です(前年度は全日制3校3学科、定時制7校7学科)。志願理由書は、志願者本人がその高校・学科を志願する動機や理由、自己アピールを定められた様式で書くもので、提出を求めた学科では選抜の資料に加えられます。対象となる学科を志望する場合は、学力検査の準備とは別に書く時間を確保する必要があります。

志願理由書や学校設定検査の作文は、当日その場で考えて書けるものではありません。書き方の型を先に押さえておくと負担が軽くなります。基本的な構成は高校受験の作文の書き方で整理しています。

いずれの変更点も、最終的には千葉県教育委員会が公表する選抜要項と、志望校ごとの発表で確認してください。

合否はどう決まる?選抜に使う3つの資料と配点

千葉県の公立高校入試では、学力検査・調査書・学校設定検査の3つの資料を使って選抜が行われると公表されています。配点は各高校が定めるため、同じ学力検査の点数でも高校によって合否の出方が変わります。

資料 位置づけ 配点の枠組み
学力検査 当日の5教科の得点 5教科(各100点)の得点の合計。理数に関する学科は数学・理科、国際関係に関する学科は英語の得点を1.5倍または2倍にできる(倍率は各高校が定める)
調査書 中学校3年間の評定など 9教科の評定の全学年(中1〜中3)の合計値にKの数値を乗じる。Kは原則1で、0.5以上2以下の範囲で各高校が定める。評定以外の記載事項は、各高校が学校の特色に応じて上限50点まで加点できる
学校設定検査 高校が独自に課す検査 配点は10点から100点の範囲で各高校が定める。2つ以上実施する場合は合計150点が上限(専門学科で適性検査を2つ以上実施し、さらに面接を行う場合は面接50点上限・合計200点まで)

(出典:千葉県教育委員会の令和9年度千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項。各資料の配点は各高校が別に定めます)

学力検査は5教科の合計点が基本

学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科で、各教科100点の得点を合計したものが「学力検査の得点」になります。理数に関する学科では数学と理科、国際関係に関する学科では英語の得点を1.5倍または2倍にできる仕組みがあり、倍率は各高校が定めます。そのため、志望校が傾斜配点を使っているかどうかで、伸ばすべき教科の優先順位が変わります。

5教科の合計で見ると、1教科を突き抜けて得意にするよりも、苦手教科を平均域まで引き上げるほうが総得点に効くのが一般的です。ただし傾斜配点のある学科を狙うなら、その対象教科を先に固めるほうが合理的です。

調査書は中1からの評定が対象になる

千葉県の「調査書の得点」は、国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術・家庭・外国語の9教科について、評定の全学年の合計値を土台にすると実施要項に定められています。調査書には第1学年・第2学年の評定も中学校の生徒指導要録から転記され、第3学年の評定は目標に準拠した5段階評価で記入されます。中3の成績だけでなく中1・中2の評定も対象に入る点は、早い学年のご家庭にとって重要な情報です。

さらに、この合計値にKという係数を掛けます。Kは原則1ですが、0.5以上2以下の範囲で各高校が定められるため、調査書を重く見る高校と学力検査を重く見る高校が分かれます。評定以外の記載事項についても、各高校が学校の特色に応じて上限50点まで加点できます。各高校のKの数値は、実施要項の付表に一覧で示されています。

評定のつき方そのものの仕組みは都道府県や学校で違いがあります。基本的な考え方は内申点の計算方法で解説しているので、あわせて確認してください。実際の配点は志望校が公表する選抜・評価方法の資料で確かめるのが確実です。

学校設定検査は高校ごとに内容が違う

学校設定検査は、各高校が学校の特色に応じて設定する検査です。面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題による検査、その他の検査の中から、各高校が学校の特色に応じて1つ以上を選んで実施します。配点は10点から100点の範囲で各高校が定め、2つ以上実施する場合の上限は合計150点です(専門学科で適性検査を2つ以上実施し、さらに面接を行う場合は、面接の配点50点を上限として合計200点まで)。

令和9年度の一般入学者選抜では、全日制の課程118校190学科の全てで学校設定検査が行われます。全日制で各検査を実施する学校・学科の延べ数は、面接が74校118学科、自己表現が42校56学科、作文が10校16学科、適性検査が8校12学科、集団討論・小論文・学校独自問題による検査がそれぞれ1校1学科です。実施する検査が1つの学校は111校175学科、2つの学校は11校15学科と公表されています。面接を課す学科が最も多いので、志望校が決まる前でも、受け答えの練習は早めに始めておいて損はありません。

つまり、同じ学力検査を受けても、志望校によって残りの評価の中身が変わる構造です。志望校を絞る段階で「その高校が何を実施するのか」「配点はどのくらいか」を確認しておくと、限られた準備時間の配分を決めやすくなります。

学校の特色を重視する「2段階の選抜」もある

各高校は、通常の選抜(1段階目)に加えて、学校の特色を重視した2段階の選抜を行うことができます。2段階目で選ぶ入学者の人数は募集人員の20%以下(受検者数が募集人員に満たない場合は受検者数の20%以下)です。2段階目では、調査書の評定の合計値にKを乗じた値、調査書の記載事項の加点、学校設定検査の得点、学力検査の得点のそれぞれに係数(k1〜k4)を掛けた得点を選抜の資料にできます。k1〜k3は1以上、k4は1以上1.5以下の範囲で各高校が定めます。

各高校は、選抜の手順や各資料の項目・配点をまとめた「選抜・評価方法」を作成して公表します。令和9年度の一般入学者選抜の「選抜・評価方法」は、2026年10月15日(木)から各高校のウェブページに掲載されます。志望校のKの値や傾斜配点、2段階の選抜で何を重く見るかは、この資料でまとめて確認できます。

出願はインターネット、締切前に準備を

千葉県の公立高校入試の出願は、原則としてインターネットで志願者情報を登録し、検査料を納付する方式です。登録・納付の期間と、書類を提出する期間が分かれている点に注意しましょう。

出願は在籍中学校の承認をはさむ2段階

令和9年度の実施要項に掲載されている「インターネット出願の流れ(中学校に在籍している志願者)」によると、出願は家庭だけでは完結せず、途中に中学校の確認・承認が入ります。主な流れは次のとおりです。

  1. 12月中旬に各高校と県教育委員会のウェブページに掲載される「出願登録サイト」と「志願者マニュアル」のURL等を確認する
  2. 出願登録サイトにメールアドレス(ID)を登録し、志願者の顔写真データをアップロードする(スマートフォン等で撮影したものでもよい)
  3. 志願者情報(氏名、生年月日、中学校名、保護者氏名、現住所など)を登録し、登録内容を保護者が確認する
  4. 該当者は志願理由書や自己申告書などを準備し、必要に応じて中学校に提出する
  5. 中学校が「中学校専用サイト」で入学願書(申込内容・顔写真)を確認して承認処理をし、その旨を志願者に伝える
  6. マイページから入学検査料を納付する
  7. 出願書類を提出する(電子による調査書は中学校が高校へ提出し、その他の書類は志願者が簡易書留で郵送する)
  8. 2月5日(金)までに「受領完了メール」が届き、2月6日(土)以降にマイページから受検票などを印刷する

途中で中学校の承認が入るため、締切ぎりぎりに入力を始めると間に合わないおそれがあります。学校側の作業時間を見込んで、登録期間の前半で入力を終えておくのが安全です。

入学検査料は、出願登録サイトのマイページから、クレジットカード、コンビニエンスストア、ペイジーのいずれかで納付します。納付後は、志願する学校・選抜の種類・課程・学科などを変更できず、登録した情報も修正できません。変更したい場合は、出願後の志願変更の期間に手続きを行います。自己表現や適性検査などで事前に申告した内容も納付後は変えられないため、納付の前に家庭で最終確認をしておきましょう。

受験する可能性がある場合は、志願者情報の登録開始日(2027年1月12日)と、書類提出の締切(2月4日正午)をカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくと安心です。手続きの細かな方法は年度によって案内が更新されるため、詳しくは千葉県教育委員会の公式サイトで最新のマニュアルをご確認ください。

学力検査の中身(2日間の流れ)

千葉県公立高校の一般入学者選抜では、学力検査を2日間に分けて行います。2027年度(令和9年度)の一般入学者選抜では、第1日に国語・数学・英語の3教科、第2日に理科・社会の2教科を実施すると公表されています(各教科100点)。検査時間は国語・数学・理科・社会が各50分、英語が60分で、英語には放送によるリスニングテストが含まれます。学校設定検査は第2日に行われます。

2日間で5教科を受けることになるため、当日は体力と集中力の配分も大切です。第1日に主要3教科が集まる構成なので、初日の負荷が大きくなりやすい点は意識しておきたいところです。第1日が終わった時点で自己採点をして落ち込むより、第2日の理科・社会に頭を切り替えたほうが総得点は伸びます。

過去問を解くときも、できるだけ本番と同じ時間帯・同じ教科の順番を意識して練習しておくと、当日の負担が軽くなります。1日目に3教科を続けて解く通し練習を、直前期に一度は入れておくとよいでしょう。当日の集合時刻などの細かな案内は、出願した高校のウェブページに掲載される「検査に係る連絡事項」で確認します。

確定した日程から逆算する準備カレンダー

日程がわかったら、そこから逆算して月ごとの動きを決めておくと、直前にまとめて慌てることがなくなります。確定している日付だけを起点にすると、家庭の動きは次のように整理できます。

時期 やっておくこと 逆算の根拠
秋(9〜11月) 志望校の候補を3校程度に絞り、各校の選抜・評価方法(学校設定検査の内容・Kの値・傾斜配点)を確認する 各高校の「選抜・評価方法」は10月15日から各高校のウェブページに掲載される。1月の登録時点で志望校を入力するため、候補の比較はそれ以前に終える必要がある
12月 過去問を時間を計って通しで解き、合格ラインとの距離を測る。学校設定検査の対策(作文・面接など)に着手する 12月中旬に出願登録サイトと志願者マニュアルのURL等が掲載される。1月以降は出願手続きと直前演習が重なるため、腰を据えた対策は年内が限界
1月上旬 志望校を最終決定する。出願サイトの登録に必要な情報を手元にそろえる 登録開始が1月12日
1月12日〜下旬 志願者情報を入力し、中学校の承認を受けて検査料を納付する。並行して5教科の弱点補強 登録期間は2月1日まで。中学校の確認が挟まるため前半に動く
2月上旬 出願書類の提出(2月2日〜4日正午)。受領完了メールが2月5日までに届いたかを確認する。倍率の発表に備えて志願変更の判断軸を家庭で決めておく 志願変更は2月9日・10日の2日間しかない
2月9日・10日 倍率を見て志願変更をするかしないかを決める 期間が固定されている
2月11日〜15日 新しい問題に手を広げず、解き直しと生活リズムの調整に絞る 本検査が2月16日・17日
2月16日・17日 本検査。1日目終了後は自己採点より休息を優先する —
2月18日〜3月2日 結果を待つ期間。第2次募集(登録・納付3月2日〜4日)の可能性を頭に置いておく 発表が3月2日、第2次募集の登録・納付が同じ3月2日から始まる

このカレンダーで押さえておきたいのは、発表日(3月2日)と第2次募集の登録・納付の開始日が同じ日という点です。もし第2次募集を検討することになった場合、発表を見てから動ける時間はごくわずかです。あらかじめ「その場合はどうするか」を家庭で話しておくと、当日の判断が落ち着いてできます。

志願変更・追検査・第2次募集の使いどころ

日程表に並ぶ3つの制度は、いずれも「うまくいかなかったとき」の受け皿です。中身を知っておくと、当日の判断が変わります。

志願変更(2月9日・10日) は、出願後に出願先を変えられる期間です。判断材料になるのは志願状況(倍率)で、想定より倍率が高いときに出願先を見直せます。ただし、倍率は最終的に動くこともあり、下げた先が必ず楽になるとは限りません。変更するかどうかは、倍率だけでなく、その高校に3年間通いたいかという観点も含めて決めるのが現実的です。家庭の判断軸を2月上旬のうちに言葉にしておくことが、この2日間で迷わないための準備になります。

追検査(2月25日) は、感染症罹患などのやむを得ない理由で本検査の全部または一部を受けられなかった人が対象で、受付期間は2月19日・22日です。体調不良が起きたときに「もう終わり」ではないと知っておくだけでも、当日の心理的な負担は変わります。対象の条件や申請の手続きは決められているため、該当しそうな場合は自己判断で動かず、在籍中学校と千葉県教育委員会の案内に沿って確認してください。

第2次募集(登録・納付3月2日〜4日・書類提出3月5日・検査3月10日・発表3月12日) は、入学許可候補者が募集定員に満たない場合などに行われることがある募集です。3月8日には志願変更の受付もあります。発表日と登録・納付の開始日が重なるため、検討する可能性があるなら、必要書類や候補校の考え方を先に家庭で確認しておくと動きやすくなります。

日程が決まったら、過去問で仕上げる

受験する高校と日程の見通しが立ったら、次にやっておきたいのが過去問演習です。千葉県の入試は出題の形式や傾向に地域ごとの特徴があるため、全国共通の問題集だけでなく、千葉県に特化した過去問集で本番の形式に慣れておくことが得点力につながります。


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なお、令和9年度の発表では国語に放送による聞き取り検査の注記がないため、古い年度の国語の聞き取り問題については形式そのものの練習ではなく、会話文の読み取り練習として扱うのが無駄のない使い方です。過去問を始める時期や解き直しの回し方は高校受験の過去問はいつから始める?で詳しく整理しています。

基礎に不安があるなら、5教科の総まとめから

「過去問はまだ早いかも」「中1・中2の内容があやしい」という場合は、いきなり過去問に入るより、まず5教科を総復習して土台を固めるほうが結果的に近道です。基礎が入っていないと、過去問を解いても解説が頭に入りにくいためです。千葉県では調査書に中1からの評定が入るため、早い学年の内容を放置しないこと自体にも意味があります。

上の「高校入試の要点が1冊でしっかりわかる本 5科」は、中学3年間の5教科の要点を1冊にまとめた参考書です。まずは全体像をつかみ、抜けている単元を洗い出すのに向いています。

こちらの「高校入試 中学3年分まるごと総復習 5科目」は、5教科の総復習を問題演習形式で進められる1冊です。要点のインプットと問題演習を組み合わせて、過去問に入る前の基礎固めに使うとよいでしょう。

過去問演習をもっと積みたいときは

過去問集を一通り解き終えて、「もう少し演習量を増やしたい」「傾向をつかむ教材を追加したい」という場合は、高校入試向けの過去問対策教材を活用する方法もあります。

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学力検査日(2027年2月16日・17日)から逆算して、直前期に演習量を確保できるよう、早めに教材をそろえておくと安心です。

よくある質問(Q&A)

Q. 2027年度の千葉県公立高校入試(学力検査)はいつですか?
A. 一般入学者選抜の本検査(学力検査)は、2027年2月16日(火)・17日(水)の2日間です。合格にあたる入学許可候補者の発表は2027年3月2日(火)と公表されています。

Q. 出願はいつからですか?
A. 志願者情報の登録・検査料の納付が2027年1月12日(火)から2月1日(月)まで、出願書類の提出が2月2日(火)から4日(木)正午までです。出願後には2月9日・10日に志願変更の期間があります。登録には在籍中学校の承認が挟まるため、締切直前ではなく期間の前半に入力を始めるのが安全です。

Q. 内申点は中3の成績だけが対象ですか?
A. いいえ。千葉県の「調査書の得点」は、9教科の評定の全学年(中1〜中3)の合計値を土台にすると実施要項に定められています。中1・中2の評定も対象に入ります。さらに各高校が定めるKの数値(原則1、0.5以上2以下の範囲)を乗じるため、調査書の重みは志望校によって変わります。

Q. 学校設定検査では何が課されますか?
A. 内容は高校ごとに異なり、面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査などから各高校が1つ以上を選んで実施します。配点も10点から100点の範囲で各高校が定め、2つ以上実施する場合は合計150点が上限とされています。志望校が何を実施するかは、その高校が公表する選抜・評価方法で確認してください。

Q. 志願変更はどう判断すればいいですか?
A. 判断材料は志願状況(倍率)ですが、倍率は最後まで動くことがあり、変更先が必ず楽になるとは限りません。倍率に加えて、その高校に3年間通う前提で納得できるかという観点も含めて決めるのが現実的です。判断の軸は期間が始まる前に家庭で決めておくと迷いにくくなります。

Q. 本検査を受けられなかった場合はどうなりますか?
A. 感染症などのやむを得ない理由で本検査を受けられなかった人を対象に、追検査(2027年2月25日)が設けられています。対象の条件や手続きは千葉県教育委員会の公式サイトでご確認ください。

Q. 調査書のKの数値や傾斜配点は、どこで確認できますか?
A. Kの数値や学校設定検査の配点、傾斜配点を採用するかどうかは各高校が定めるため、志望校が公表する選抜・評価方法の資料で確認します。県全体の要項には枠組み(Kは原則1で0.5以上2以下、学校設定検査は10点から100点など)が示されますが、具体的な数値は高校ごとです。各高校の「選抜・評価方法」は2026年10月15日から各高校のウェブページに掲載され、Kの数値は実施要項の付表にも一覧で示されています。志望校を絞る段階で確認しておくとよいでしょう。

Q. 第2次募集はどの高校で実施されますか?
A. 第2次募集は、入学許可候補者が募集定員に満たない場合などに行われることがあります。一般入学者選抜の結果によって決まるため、実施校を事前に確定させておくことはできません。日程は志願者情報の登録・検査料納付が2027年3月2日(火)〜4日(木)、出願書類の提出が3月5日(金)、検査が3月10日(水)、入学許可候補者の発表が3月12日(金)と公表されています。

Q. 私立高校の入試日程も同じですか?
A. いいえ。私立高校の入試日程は学校ごとに異なり、一般的に公立高校より早い時期に実施されます。志望する私立高校がある場合は、各校の募集要項で個別に日程を確認してください。

Q. 近隣の都県と日程は違いますか?
A. 公立高校入試の日程は都道府県ごとに定められており、出願方法や選抜方法もそれぞれ異なります。隣県の状況も見ておきたい場合は、神奈川県の公立高校入試2027年度の日程も参考にしてください。受験できるのは原則として居住する都道府県の公立高校なので、日程の混同にはご注意ください。

まとめ

千葉県の公立高校入試(2027年度・令和9年度)は、出願がインターネットで1月中旬から始まり、学力検査が2月16日・17日、入学許可候補者の発表が3月2日というスケジュールで公表されています。実質的な山は、1月上旬までに志望校を固めることと、2月9日・10日の志願変更の判断の2か所です。

合否は学力検査・調査書・学校設定検査の3つの資料で決まり、その配点は各高校が定めます。調査書は中1からの評定が対象に入り、学校設定検査の内容と配点は高校ごとに違います。2027年度からは学校設定検査の思考力を問う問題が実施されなくなり、国語の放送による聞き取り検査の注記もなくなったため、古い受験情報をそのまま当てにしないことが大切です。

日程と選抜方法の見通しが立ったら、あとは千葉県に特化した過去問で本番形式に慣れておくことが合格への近道です。基礎に不安があれば5教科の総まとめから、仕上げは過去問演習へと段階を踏んで、余裕をもって当日を迎えましょう。最新の日程と選抜方法は必ず千葉県教育委員会の発表でご確認ください。

参照した公式情報(取得日)

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