本ページはプロモーションが含まれています
中学生の夏休みに英語をやり直す方法|つまずきの戻り方と教材
「英語のテストで点が取れなくなってきた」「授業についていけている気がしない」——お子さんの英語に、そんな不安を感じていませんか。学期中は部活や他教科に追われて、なかなかさかのぼって復習する時間が取れません。その点、夏休みはまとまった時間を確保できる、英語をやり直す絶好のタイミングです。
この記事では、中学生が夏休みに英語をやり直すための考え方と進め方を、つまずきの見つけ方から具体的な教材選びまで順番に整理します。読み終えるころには「どこから、何を使って始めればいいか」がはっきりするはずです。
なぜ英語は途中でつまずくのか
英語は算数・数学と同じで、前の内容が分かっていないと次に進めない「積み上げ型」の教科です。たとえば be動詞と一般動詞の使い分けが曖昧なままだと、三人称単数のsや過去形、疑問文の作り方まで、その先がすべてぼやけていきます。
つまり「英語が苦手」なのではなく、「どこか一か所で止まっている」だけのことがほとんどです。ここを取り違えて、今習っている単元をやみくもに繰り返しても、根っこが直っていないので手応えが出ません。まずやるべきは、止まっている場所を見つけてそこまで戻ることです。
夏休み最初の一週間ですること:つまずきの特定
いきなり問題集を大量に解き始める前に、最初の数日は「どこでつまずいているか」を探ることに使いましょう。方法はシンプルで、中学1年生のはじめのほうの内容から順に確認していき、スラスラ説明できなくなった単元が「戻るべき地点」です。
このとき大切なのは、「わかる」と「できる」を分けて考えることです。説明を読めば理解できても、いざ自分で英文を書いたり並べ替えたりすると手が止まる——これは「わかっているけれど、できていない」状態です。やり直しのゴールは、読んで納得することではなく、自分の手で正しく書けるようになることに置きます。
英語やり直しの進め方3ステップ
つまずきの場所が見えてきたら、次の3ステップで進めると迷いにくくなります。
ステップ1:まず全体を一気に見渡す
最初に、中学英語の全体像をざっと通しでおさらいします。単元ごとにバラバラに勉強すると、文法どうしのつながりが見えず「木を見て森を見ず」になりがちです。3年分をやさしい言葉で一冊にまとめた教材を一度通すと、「自分はここが弱い」という地図が手に入ります。
やり直しの土台としておすすめしやすいのが、次の一冊です。中学3年間の英語を基礎からかみくだいて解説しているため、どこから手をつけるか迷っている段階の最初の一冊に向いています。
ステップ2:苦手な学年・単元にピンポイントで戻る
全体を見渡して弱点が絞れたら、その学年・単元に戻って集中的にやり直します。全部を等しくやり直す必要はありません。つまずいている単元に時間を寄せるほうが、限られた夏休みを効率よく使えます。
学年別に基礎から積み直したい場合は、学年ごとに分かれた教材を使うと、必要なところだけをピンポイントで補強できます。音声付きの教材なら、発音やリスニングも一緒に慣らせます。
ステップ3:短い時間で反復して定着させる
やり直しは、一度理解して終わりではなく、くり返して初めて身につきます。とはいえ夏休みは他の宿題や予定もあります。長時間机に向かうより、短い時間でも毎日続けるほうが、記憶に残りやすくなります。
すき間時間でざっと復習したいときは、短時間で読み通せるコンパクトな一冊を一つ持っておくと便利です。移動中や寝る前など、まとまった時間が取れない日の「つなぎ」として使えます。
勉強が苦手な子の最初の一歩
「そもそも英語を開く気になれない」というお子さんの場合、いきなり文字びっしりの参考書はハードルが高いこともあります。そんなときは、マンガやイラストで入り口をやさしくした教材から始めると、心理的な抵抗が下がります。
まずは「英語をやり直すって、思ったほど大変じゃないかも」と感じてもらうことが第一歩です。読み物感覚でおさらいできるドリルは、その入り口として使いやすい選択肢です。
教材の選び方:4冊の比較
今回紹介した4冊は、それぞれ役割が違います。目的に合わせて選んでください。
| 教材 | 向いている場面 | 特徴 |
|---|---|---|
| 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。 | 最初の一冊・全体の把握 | 3年分を一冊で通しておさらいできる |
| 中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き) | 学年別のピンポイント補強 | 学年ごとに集中して戻れる・音声付き |
| 3時間でできるやり直し中学英語 | すき間時間の反復 | 短時間で読み通せるコンパクトさ |
| マンガでおさらい中学英語 やり直しドリル | 勉強が苦手・入り口づくり | マンガで抵抗感を下げやすい |
「まず何から」と迷うなら全体を見渡せる一冊から、「開く気になれない」ならマンガから、というように、お子さんの今の状態を基準に選ぶのがおすすめです。
夏休みのやり直しを続けるコツ
- 時間より頻度を優先する:一度に長くやるより、短くても毎日触れるほうが定着しやすくなります。
- ゴールを小さく区切る:「今週はbe動詞まで」のように、達成できる単位に区切ると続けやすくなります。
- できたことを記録する:解けた単元にチェックを入れていくと、進んでいる実感がモチベーションになります。
- 完璧を目指さない:夏休みで全部を仕上げようとせず、「止まっていた場所を通れるようにする」ことを目標にします。
中学英語の土台が戻ってきたら、次は長文を読む力が課題になります。その先の進め方は高校生の夏休みの英語長文対策|段階別の進め方で、単語・文法から演習までの順番を解説しています。
よくある質問
Q. 一日どれくらいやればいいですか。
A. 決まった正解はありませんが、長時間より短時間の継続が向いています。他の宿題や予定と両立できる範囲で、毎日少しずつ触れることを優先しましょう。
Q. 参考書は何冊も必要ですか。
A. 必ずしも複数いるわけではありません。まずは全体を見渡せる一冊から始め、弱点がはっきりしてから学年別や反復用を足していく、という順番で十分です。
Q. 塾に行かず自宅だけでもやり直せますか。
A. つまずきの場所を特定し、そこから順に戻れれば、自宅の教材だけでも復習は進められます。分からないところをそのままにしない工夫(音声教材の活用や、解説の丁寧な参考書選び)が助けになります。
まとめ
中学生の夏休みは、学期中はさかのぼれなかった英語をやり直す貴重な機会です。ポイントは、今の単元をやみくもに繰り返すのではなく、①つまずきの場所を特定し、②そこまで戻って、③短い時間で反復して定着させること。この順番を意識するだけで、夏休みの学習はぐっと進めやすくなります。
最初の一冊に迷ったら、中学3年間を一冊で見渡せる次の教材から始めてみてください。全体の地図を持てると、どこに力を入れるべきかが見えてきます。
まずは「止まっていた場所を、もう一度通れるようにする」——この夏の目標を、それくらいに絞ってあげることが、続けられる第一歩になります。


コメント