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模試を受けたあと、結果に一喜一憂して、そのまま次の勉強に戻っていませんか。実は、模試は「受けたあと」にこそ最大の価値があります。受けっぱなしにするのは、伸びるチャンスを半分捨てているようなものです。
模試には、今の自分に足りないものがすべて詰まっています。それを復習の形で回収すれば、模試は最高の教材になります。この記事では、通年で使える模試の復習サイクルを、解き直しノートの作り方とあわせて紹介します。年間を通して同じやり方で回せるので、一度身につければずっと使えます。
模試は「受けっぱなし」で価値が半減
模試の結果表を見て、偏差値や判定に一喜一憂する——これだけで終わってしまう人は少なくありません。でも、判定は「今の位置」を示すだけで、それ自体は成績を上げてくれません。
成績を上げるのは、「なぜ間違えたか」を分析して、解けるようにすることです。模試の復習とは、この作業のこと。受けた直後の記憶が新しいうちに始めるほど効果的です。
模試の復習サイクル4ステップ
模試を受けたら、次の4ステップで復習します。全科目に共通のサイクルなので、どの模試でも同じ手順で回せます。
| ステップ | やること | タイミング |
|---|---|---|
| ①失点を分類 | ケアレス/あと一歩/理解不足/手つかずに仕分け | 当日〜翌日 |
| ②解き直しノートに再現 | あと一歩・理解不足を自力で解ける状態に | 数日以内 |
| ③1週間後に再テスト | 解き直した問題をもう一度解く | 1週間後 |
| ④弱点を次の勉強へ | 理解不足の単元を通常学習に組み込む | 継続 |
このサイクルの狙いは、「見直し」を「解けるようにする」まで持っていくことです。特に①の分類が起点。全部を復習しようとせず、「あと一歩」と「理解不足」に絞れば、限られた時間で最大の効果が出ます。手つかずの難問に時間をかける必要はありません。
④で浮かび上がった理解不足の単元が特定の科目に偏っているなら、大学受験の苦手科目を基礎に戻って潰すフレームを通常学習に組み込むと、次の模試までに埋められます。
解き直しノートの作り方
復習を効率化するのが「解き直しノート」です。全科目を1か所に集約するのがポイントです。
- 左ページに問題:間違えた問題をコピーして貼るか書き写す
- 右ページに「なぜ間違えたか」+正しい解き方:原因と解法をセットで
- 再テストの日付と結果をメモ:③の再テストの進捗を記録
このノートは、全科目・全模試で使いまわすのがコツ。1冊にまとめておけば、直前期に「自分の弱点だけが詰まった最強の教材」になります。ドット罫のノートなら、図やグラフも書きやすく、科目を問わず使いやすいです。
まとまった時間が取れる夏の模試については、大学受験の夏休みの模試復習方法で、やり直しの手順をより細かく解説しています。
よくある質問
Q. 復習にどれくらい時間をかけるべきですか?
全部を完璧に復習しようとすると終わりません。「あと一歩」と「理解不足」に絞れば、模試1回分でも数時間で回せます。手つかずの難問は割り切りましょう。
Q. 判定が悪くて落ち込みます。
判定は「今の位置」であって合否の予言ではありません。特に受験学年の後半は伸びます。判定より「失点の中身が改善しているか」を見ましょう。
Q. 解き直しノートを作る時間がありません。
全問をノートにする必要はありません。「再テストで確実に取りたい問題」だけを集めれば十分です。数を絞ることが続けるコツです。
まとめ:受けたあとに、解けるまで持っていく
大学受験の模試は、受けっぱなしにせず復習で回収することで最大の教材になります。失点を分類し、あと一歩と理解不足を解き直しノートに再現し、1週間後に再テストする。この通年で使えるサイクルを回せば、模試のたびに弱点が減っていきます。全科目を1冊のノートに集約し、自分だけの弱点教材を育てていきましょう。


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