本ページはプロモーションが含まれています
ena 2026年の合格実績まとめ|都立中高一貫校の合格者数と数字の正しい読み方
「enaって、都立中高一貫校の合格実績が強いって聞くけど、実際どのくらいなの?」——塾選びの時期になると、こんな疑問を持つ保護者の方は少なくありません。合格実績の数字は塾選びの大切な材料ですが、じつは塾ごとに集計のしかたが違い、数字だけを並べて比べても正しく読めないことがあります。
この記事では、enaが公式に発表した2026年度の合格実績を、都立中高一貫校を中心に学校ごとに整理しました。あわせて、その数字を「どう読めばいいのか」——集計の前提や、公表されている範囲と確認できない範囲——まで、できるだけ正直にお伝えします。ご家庭で塾を検討する際の判断材料にしていただければ幸いです。
enaはどんな塾?——都立中高一貫校が主戦場
enaは首都圏を中心に多数の校舎を展開する進学塾で、とくに東京都立の中高一貫校(適性検査型入試)の対策で広く知られています。私立・国立中学や高校受験のコースもありますが、合格実績の中心はやはり都立中高一貫校です。この記事も、まずは都立中の実数から見ていきます。
なお、以下の数字はすべてenaの公式「2026年度合格実績」ページ(https://www.ena.co.jp/success2026/ )に掲載されていた学校別の実数です。数字の創作・推測は行っていません。確認できなかった項目については、記事の後半で正直にお伝えします。
2026年度 都立中高一貫校の合格者数
まず、enaが公表している都立中高一貫校11校の合格者数です。カッコ内は各校の募集定員(enaの公式ページに併記されていた数値)です。
| 学校名 | ena 2026年度 合格者数 | 募集定員 |
|---|---|---|
| 都立小石川中 | 98名 | 152名 |
| 都立桜修館中 | 93名 | 152名 |
| 都立白鷗高附属中 | 113名 | 190名 |
| 都立大泉高附属中 | 117名 | 152名 |
| 都立武蔵高附属中 | 104名 | 152名 |
| 都立両国高附属中 | 94名 | 152名 |
| 都立立川国際中 | 100名 | 152名 |
| 都立南多摩中 | 112名 | 152名 |
| 都立三鷹中 | 85名 | 152名 |
| 都立富士高附属中 | 102名 | 152名 |
| 千代田区立九段中 | 79名 | 152名 |
いずれの学校でも、募集定員に対してかなりの割合を占める合格者数が並んでいます。都立中対策を長く手がけてきた塾ならではの実績といえるでしょう。ただし後述するように、この数字を各校の定員と単純に割り算して「占有率」を語るのは注意が必要です。
国立・私立中学の実績(公式ページ掲載分)
enaは国立や私立中学の合格実績も一部公表しています。公式2026年度ページに記載があった分を挙げます。
国立中学
| 学校名 | ena 2026年度 合格者数 |
|---|---|
| お茶の水女子大附属中 | 15名 |
| 東京大学教育学部附属中 | 36名 |
| 東京学芸大附属国際中 | 30名 |
私立中学(掲載があった主な学校)
| 学校名 | ena 2026年度 合格者数 |
|---|---|
| 市川中 | 18名 |
| 頌栄女子学院中 | 20名 |
| 渋谷教育学園幕張中 | 11名 |
| 東邦大付属東邦中 | 9名 |
| 海城中 | 8名 |
| 吉祥女子中 | 7名 |
| 白百合学園中 | 7名 |
| 巣鴨中 | 4名 |
| 中央大学附属中 | 4名 |
| 駒場東邦中 | 3名 |
| 開成中 | 2名 |
私立難関校の数字は、都立中と比べると控えめです。これはenaが都立中高一貫校を主戦場としていることの表れと読めます。私立最難関を第一志望にする場合は、志望校の傾向に合った塾かどうかを、実績の「中身」まで見て検討したいところです。
私立難関校に強い塾との違いが気になる方は、enaとSAPIXの合格実績をどう比べればいいかを整理した記事もあわせてご覧ください。得意分野も集計の前提も異なる2塾の数字を、並べて読むときの注意点をまとめています。
高校受験の実績も公表
enaは高校受験コースの合格実績も公表しています。都立難関校の合格者数(2026年度)を一部ご紹介します。
| 学校名(都立・高校入試) | ena 2026年度 合格者数 |
|---|---|
| 日比谷高 | 71名 |
| 国立高 | 62名 |
| 戸山高 | 59名 |
| 青山高 | 54名 |
| 西高 | 52名 |
| 新宿高 | 50名 |
| 立川高 | 43名 |
| 国分寺高 | 40名 |
| 八王子東高 | 36名 |
| 国際高 | 19名 |
中学受験だけでなく、高校受験まで一貫して都立志向の実績が積み上がっているのが特徴です。
いちばん大切なこと——数字の「読み方」
合格実績は、数字そのものよりも「どういう前提で数えた数字なのか」を知ることが大切です。ここはぜひ塾を比べる前に押さえてください。
enaの集計基準
enaは公式ページで、合格実績の集計基準を明示しています。要約すると、
enaの合格実績は、enaで10時間以上の指導実績がある集団・個別指導の生徒だけを対象に集計している。10時間未満の指導実績の生徒は集計の対象にしていない。
というものです。「模試だけ受けた」「講習に一度だけ来た」といった生徒を実績に含めない、という姿勢を明文化している点は、数字の信頼性を考えるうえで好材料といえます。集計対象には個別指導からの合格者も含まれます。
「延べ」か「実人数」かは要確認
一方で、合格者を「延べ」で数えているのか「実人数」で数えているのか、公式ページの本文からは明確に読み取れませんでした。一般に中学受験では1人の生徒が複数校に合格することが珍しくなく、学校ごとの合格者数を単純に足し上げると、実際に通塾していた人数より多くなることがあります。これはenaに限った話ではなく、多くの塾に共通する「合格実績の読み方」の基本です。ですから、学校別の数字を合計して「都立中◯◯名」と語るときは、その合計が延べ人数である可能性を念頭に置く必要があります。
「占有率No.1」などの表現について
ネット上のまとめ記事では、enaについて「都立中合計◯◯名」「小石川占有率64.5%」「11校すべて1位」といった表現を見かけることがあります。しかし、これらの総合計や占有率、順位に関する数字は、今回確認したena公式2026年度ページの本文では見当たりませんでした(公式ページには学校ごとのバッジ表示はあるものの、全校を通じた総計や占有率の明記は確認できませんでした)。そのため本記事では、こうした総計・占有率・順位の数字は事実として扱わず、あくまで学校別に公表されている実数のみをご紹介しています。数字の出所がはっきりしない情報は、塾選びの判断材料にする前に一度立ち止まって確認することをおすすめします。
2024年度と2026年度を比べてみると
enaの公式ページで確認できた過去年(2024年度)のデータと2026年度を、いくつかの学校で並べてみます。※2025年度の学校別データは今回取得できなかったため、確認できた年のみの比較です。
| 学校名 | 2024年度 | 2026年度 |
|---|---|---|
| 都立小石川中 | 78名 | 98名 |
| 都立武蔵高附属中 | 104名 | 104名 |
| 都立大泉高附属中 | 128名 | 117名 |
| 都立三鷹中 | 109名 | 85名 |
学校によって増えているところも、減っているところもあります。合格実績は、その年の受験者層・校舎の増減・志望動向などさまざまな要因で上下します。単年の数字だけで塾の実力を判断せず、複数年の傾向として眺めることが大切です。なお、2024年度の都立中合計はena公式ページで1,106名と確認できましたが、2026年度の「合計」は公式本文で確認できなかったため、本記事では総計としては掲載していません。最新の各校数値や過去年の推移は、ena公式の合格実績ページ(https://www.ena.co.jp/success2026/ )で直接ご確認ください。
校別の数字を年ごとに追いかけたい方は、enaの合格実績の推移を都立中高一貫校の校別データで読み解いた記事で、増減をどう解釈すべきかを詳しく解説しています。
ご家庭でできる適性検査対策
都立中高一貫校の入試は「適性検査」という独特の形式で、教科の知識をそのまま問うのではなく、資料の読み取りや記述・作文の力が問われます。塾に通うかどうかにかかわらず、家庭で問題形式に慣れておくことは大きな助けになります。市販の対策問題集を1冊やり切るだけでも、お子さんが「適性検査ってこういうものか」とつかむきっかけになります。
まずは、頻出テーマを実践形式で扱える定番の対策問題集です。
1,320円 (税込・2026-07-12時点)
★4.2(レビュー5件)|楽天ブックス
過去問ベースで「出る順」に取り組みたいご家庭には、首都圏の適性検査に絞った問題集も使いやすいでしょう。
※価格・レビューは記事作成時点のものです。教材はあくまで家庭学習の補助であり、合格を保証するものではありません。志望校の出題傾向に合ったものを選んでください。
まとめ
- enaは都立中高一貫校の適性検査対策を中心に、私立・国立中学や高校受験まで幅広く実績を公表している塾です。
- 2026年度は、都立中高一貫校11校でいずれも募集定員の相当割合を占める合格者数を公表しています(小石川98名、白鷗113名、大泉117名など)。
- ただし合格実績は、「延べ」か「実人数」か・どの生徒を対象に数えたかという前提を知ってこそ正しく読めます。enaは10時間以上の指導実績がある生徒のみを対象に集計するという基準を明示している点は好材料です。
- ネットで見かける総計や占有率、順位の数字は公式本文で確認できないものもあり、鵜呑みにしないことが大切です。
- 最終的には、実績の数字だけでなく、志望校の傾向との相性・校舎の通いやすさ・お子さんとの相性まで含めて検討しましょう。
※合格実績は各塾の公式発表等に基づきます(集計方法により重複を含む場合があります)。本記事の数値はena公式「2026年度合格実績」ページ(https://www.ena.co.jp/success2026/ )および同「合格実績」ページ(https://www.ena.co.jp/success/ )の掲載内容に基づき、記事作成時点で確認できたもののみを掲載しています。総計・占有率・順位など公式本文で確認できなかった数値は掲載していません。最新かつ正確な情報は各塾の公式ページでご確認ください。


コメント