四谷大塚の合格実績2026|直営とネットワーク100校の数字と読み方

20260712_2026四谷大塚合格実績 塾・予備校の合格実績

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四谷大塚の合格実績2026|直営とネットワーク100校の数字と読み方

四谷大塚の2026年中学入試の合格実績を調べていると、実績表を見て「同じ学校なのに数字が2つ並んでいる」と戸惑った方は多いのではないでしょうか。開成中の欄に57名と134名の両方が書かれていて、どちらを見ればいいのか分からない——これは四谷大塚の実績表ならではの特徴です。

この記事では、四谷大塚が公式に発表した2026年入試(2026年3月31日締切の最終確定数)の合格実績を、公式ページに掲載されている男子校・女子校・共学校あわせて100校ぶん、数字をそのままご紹介します。あわせて、「四谷大塚(直営)」と「四谷大塚ネットワーク」という2つの列が何を意味するのか、なぜ2026年からこの2列になったのか、そして数字を塾選びにどう活かせばよいのかを、保護者目線で整理していきます。数字を正しく読み解けると、実績表は「宣伝」ではなく「判断材料」に変わります。

なお、本記事に掲載する合格者数はすべて四谷大塚公式の発表ページに基づく数字で、他の塾の合格者数は一切載せていません。集計方法が塾ごとに異なるため、出典が混ざった比較は誤解のもとになるからです。

まず結論:四谷大塚の2026年合格実績はどこの数字を見ればいいか

先に結論からお伝えします。

  • 四谷大塚の2026年合格実績は、公式サイトの「2026年中学入試合格者実績」ページに掲載されています
  • 数字は2026年3月31日(火)締切の最終確定数です(速報値ではなく確定値)
  • 掲載されているのは男子校33校・女子校27校・共学校40校の合計100校
  • 各校について「四谷大塚ネットワーク」と「四谷大塚(直営)」の2つの数字が並記されています
  • わが子が直営校舎に通うことを考えているなら、見るべきは「直営」の列です
  • 塾全体の規模感やカリキュラムの浸透度を知りたいなら「ネットワーク」の列も参考になります

この2列の意味を取り違えたまま他塾のパンフレットと見比べると、母集団の違う数字を並べることになり、比較そのものが成立しません。まずは列の意味から確認していきましょう。

「直営」と「ネットワーク」は何が違うのか

四谷大塚の合格者数は「四谷大塚(直営)」と「四谷大塚ネットワーク」の2系統で公表されています。公式ページの実績表は、この2列が横並びになった構成です。

一般には、次のように解されています。

  • 四谷大塚(直営):四谷大塚が直接運営する校舎の合格者数
  • 四谷大塚ネットワーク:直営校舎に加えて、予習シリーズを使う提携塾などを含めた広域の集計

ここで正直にお伝えしておきたいことがあります。合格実績ページの本文には、この2つの列が具体的に何を含むのかという定義の説明文は記載されていません。上記はあくまで一般的な理解であり、実績表のすぐそばに四谷大塚自身の言葉で「直営とはこの範囲、ネットワークとはこの範囲」と明文が示されているわけではない、という点は押さえておいてください。

ただし、ネットワーク側の母集団がどのくらいの広さなのかは、四谷大塚公式の別ページから読み取れます。四谷大塚が運営する「YTnet」の紹介ページには、YTnetが四谷大塚の週テストを実施する会員制システムであり、四谷大塚の直営校舎と約900か所の塾に在籍する生徒が毎週競い合う仕組みであると説明されています。提携塾で受験する生徒は「YTnet会員」と呼ばれ、予習シリーズを使った1週間単位のカリキュラム、毎週末の週テスト、5週ごとの組分けテストという共通の学習サイクルで学びます。

つまり、ネットワークという言葉の背後には、直営校舎に加えて全国およそ900か所規模の提携塾群が存在するということです。この規模差を頭に入れておくと、「なぜネットワークの数字は直営の何倍にもなるのか」が自然に理解できます。

一方で、「ネットワーク=YTnet加盟塾とぴったり同じ範囲なのか」までは公式に明言されていません。広い母集団の集計であるという関係性を押さえつつ、細かい定義は断定しすぎないのが安全です。

もう一点、実績表を見る前に知っておきたいことがあります。公式ページの数字は「直営」も「ネットワーク」も全社の合計であり、校舎別の内訳は公開されていません。たとえば「直営で開成57」と書かれていても、そのうち何名が自宅から通える校舎の生徒なのかは、この表からは分かりません。校舎ごとの在籍数やクラス編成、志望校別対策の開講状況は校舎によって差があるため、通塾先を具体的に検討する段階では、実績表ではなく校舎への直接確認や面談で聞くのが確実です。実績表でできるのは「候補に残すかどうか」の判断までだと考えておくと、数字との距離感を取りやすくなります。

なぜ2026年から「直営」の数字が併記されたのか

この2列表示は、実はここ数年ずっと続いてきた形式ではありません。

四谷大塚は従来、予習シリーズを使う準拠塾を含めた合計の実績だけを公開していました。それが2026年入試の発表から、直営校舎単独の実績も併記する形に変わっています。この掲載方法の変更については、四谷大塚の「中学入試報告会」を取材した教育メディアのレポートで、直営校舎の合格実績が伸びたことを示したいという狙いがあると報じられています(この経緯は公式ページ自体には書かれていないため、報道内容として区別して受け取ってください)。

保護者にとって重要なのは、この変更が持つ実務的な意味です。

  1. 2025年以前の実績と単純比較できない場合がある:過去の発表がネットワーク合計だけだったなら、2026年の「直営」の数字と並べても年ごとの伸びは測れません
  2. 他塾との比較で使える数字が増えた:直営校舎の数字が出たことで、直営校舎どうしの規模感を比べやすくなりました
  3. どちらの数字を引用しているかを常に確認する必要がある:まとめ記事やパンフレットでは、どちらの列から引いた数字か明記されていないことがあります

年ごとの変化そのものに関心がある方は、四谷大塚の合格実績はどう推移を読む?2026年最新の確定数と数字の見方もあわせてご覧ください。

2026年 男子校の合格実績(四谷大塚公式・最終確定数)

以下はすべて四谷大塚公式「2026年中学入試合格者実績」ページに掲載された数字です。学校名は公式表記のまま記載しています。

学校名 四谷大塚ネットワーク 四谷大塚(直営)
浅野 130 38
麻布 77 7
栄光学園 49 10
海城 147 53
開成 134 57
海陽 65 23
学習院 78 13
鎌倉学園 55 14
暁星 34 13
慶應普通部 49 11
攻玉社 109 28
駒場東邦 53 14
サレジオ学院 76 21
芝 114 37
城北 206 34
巣鴨 170 37
逗子開成 73 29
聖光学院 77 30
成城 133 42
世田谷学園 156 33
高輪 135 32
筑波大附属駒場 33 20
東京都市大付属 213 61
桐朋 93 16
灘 41 17
本郷 209 57
武蔵 50 9
明大付属中野 149 26
ラ・サール 134 5
立教池袋 65 13
立教新座 308 50
早稲田 200 40
早大高等学院中学部 45 7

※単位は人数(名)。数字は四谷大塚公式ページの2026年3月31日締切最終確定数。

男子御三家では、開成と武蔵で直営の数字に大きな開きがあります。開成は直営でも50を超える一方、武蔵は一桁です。ネットワーク側で見れば開成134、武蔵50と3倍近い差ですが、直営どうしで比べると差はさらに広がります。どちらの列を見るかで学校ごとの印象が変わるという典型例です。

2026年 女子校の合格実績(四谷大塚公式・最終確定数)

学校名 四谷大塚ネットワーク 四谷大塚(直営)
浦和明の星女子 380 84
桜蔭 86 32
鴎友学園女子 81 19
大妻 160 50
学習院女子 74 29
吉祥女子 118 31
共立女子 150 44
晃華学園 97 16
香蘭女学校 100 24
品川女子学院 144 31
淑徳与野 534 129
頌栄女子学院 98 17
女子学院 109 29
白百合学園 39 8
洗足学園 110 28
田園調布学園 126 36
東京女学館 133 32
東洋英和女学院 59 27
豊島岡女子学園 136 43
日本女子大附属 60 18
フェリス女学院 30 11
雙葉 46 5
普連土学園 79 25
山脇学園 236 67
横浜共立学園 71 23
横浜雙葉 29 9
立教女学院 75 13

※単位は人数(名)。出典・確定日は男子校の表と同じ。

女子御三家では、直営の数字は桜蔭32・女子学院29と30前後にそろっているのに対し、雙葉は一桁です。ネットワークで見ても雙葉46に対し桜蔭86・女子学院109と開きがあります。ただし学校の定員規模そのものが違うため、この差だけで単純に「強い・弱い」とは言えません。定員に対してどのくらいの割合かという視点を持つと、数字の大小に振り回されにくくなります。

2026年 共学校の合格実績(四谷大塚公式・最終確定数)

学校名 四谷大塚ネットワーク 四谷大塚(直営)
愛光 97 11
青山学院 49 12
青山学院浦和ルーテル学院 31 8
青山学院横浜英和 50 9
市川 389 125
江戸川学園取手 249 39
大宮開成 684 179
開智 1388 140
神奈川大附属 163 59
慶應湘南藤沢 29 3
慶應中等部 40 8
栄東 1671 506
芝浦工業大附属 69 26
芝浦工大柏 186 44
渋谷教育学園渋谷 91 40
渋谷教育学園幕張 215 95
昭和学院秀英 254 52
成蹊 64 14
専修大松戸 268 72
千葉県立千葉 37 7
千葉県立東葛飾 18 5
中央大附属 97 19
中央大附属横浜 117 40
筑波大附属 30 10
帝京大学 58 7
東京学芸大附属世田谷 20 10
東京学芸大附属竹早 49 7
東京都市大学等々力 175 41
東京農大第一 142 36
東邦大付属東邦 399 122
東洋大学京北 91 18
西大和学園 54 15
広尾学園 152 44
広尾学園小石川 87 14
法政大学 80 19
法政第二 130 34
三田国際科学学園 105 27
明大付属八王子 97 17
明大付属明治 107 21
早稲田実業 65 12

※単位は人数(名)。出典・確定日は男子校の表と同じ。

共学校では、埼玉・千葉の学校が上位を占めているのが目を引きます。栄東・開智・大宮開成・東邦大付属東邦・市川といった学校は、1月入試で首都圏全体の受験生が「前受け」として併願するため、母集団そのものが大きくなります。入試日程の構造が数字の大きさに直結しているため、御三家の数字と同じ物差しで並べないよう注意してください。

公立に関しては、千葉県立千葉と千葉県立東葛飾の2校が一覧に含まれています。一方で、都立の中高一貫校(小石川・両国など)は一覧に見当たりません。都立中高一貫の実績を探している場合は、四谷大塚のこのページ以外の情報源を確認する必要があります。

【独自】「ネットワーク倍率」で見る直営校舎の存在感

ここからは、公式が公表している2つの数字を使った、本記事独自の読み方をご紹介します。やることは単純で、ネットワークの合格者数を直営の合格者数で割るだけです(本記事ではこれを便宜的に「ネットワーク倍率」と呼びます。四谷大塚が公表している指標ではありません)。

この倍率が小さいほど、その学校の合格者に占める直営校舎の割合が高い、つまり直営校舎がその学校に強いことを示します。逆に倍率が大きいほど、合格者の大半が提携塾側から出ていることになります。

倍率が小さい学校(直営校舎の比重が高い)

学校名 ネットワーク 直営 倍率
筑波大附属駒場 33 20 約1.7倍
東京学芸大附属世田谷 20 10 約2.0倍
東洋英和女学院 59 27 約2.2倍
渋谷教育学園渋谷 91 40 約2.3倍
渋谷教育学園幕張 215 95 約2.3倍
開成 134 57 約2.4倍
灘 41 17 約2.4倍
逗子開成 73 29 約2.5倍

倍率が大きい学校(提携塾側の比重が高い)

学校名 ネットワーク 直営 倍率
ラ・サール 134 5 約26.8倍
麻布 77 7 約11.0倍
開智 1388 140 約9.9倍
慶應湘南藤沢 29 3 約9.7倍
雙葉 46 5 約9.2倍
愛光 97 11 約8.8倍

※倍率は本記事が公式発表の数字から算出したもの(小数第2位を四捨五入)。四谷大塚が公表している指標ではありません。

この表からいくつかのことが読み取れます。

最難関の一部で倍率が低い:筑波大附属駒場・開成・灘・渋谷教育学園幕張といった学校は倍率が2倍台以下です。合格者に占める直営校舎の比率が高く、直営校舎の最上位層がこれらの学校を押さえている構図がうかがえます。

地方校や遠隔地の学校は倍率が高い:ラ・サール(鹿児島)や愛光(愛媛)は倍率が高く出ます。首都圏の直営校舎からの受験者が少なく、現地の提携塾からの合格者が中心になっていると考えるのが自然でしょう。倍率が高いこと自体が「弱い」という意味ではありません。

埼玉・千葉の大量合格校は中庸:栄東は約3.3倍、大宮開成は約3.8倍と、極端な値にはなっていません。直営・提携塾の双方から幅広く併願されている学校だと分かります。

この読み方が役立つのは、たとえば「直営校舎に通わせるつもりで、志望校の実績を確認したい」というときです。ネットワークの数字だけを見て安心するのではなく、倍率が高い学校なら直営校舎の実績は思ったより薄いかもしれないという当たりを付けられます。ただし、倍率はあくまで公表2値の比であり、受験者数(母数)が分からない以上、合格率とは別のものです。目安として使い、断定の材料にはしないのが適切な距離感です。

数字を読むときに気をつけたい3つのこと

合格実績は魅力的な数字ですが、そのまま額面どおりに受け取る前に、いくつか知っておきたい前提があります。四谷大塚に限らず、中学受験塾の実績全般に共通する視点です。

1. 「直営」と「ネットワーク」を混同しない

同じ学校でも直営とネットワークで数字が大きく異なります。他塾のパンフレットや比較記事を見るとき、「四谷大塚は開成◯名」とだけ書かれていたら、それが直営なのかネットワークなのかを確認しましょう。母集団が違う数字を並べても、公平な比較にはなりません。

特に注意したいのが、SNSやまとめ記事で引用された数字です。引用元がどちらの列かを書いていないケースが多く、そのまま他塾の数字と並べられていることもあります。数字を見たら必ず公式ページに戻って、どちらの列の値かを自分で確認する習慣をつけたいところです。

2. 集計ルールの明文が公表されていない

四谷大塚の公式ページに明記されているのは「2026年3月31日締切の最終確定数」という締切・確定日の情報です。重複合格を1名として数えるのか延べで数えるのか、講習生やテスト生・模試生を合格者に含むのかといった集計ルールの説明は、ページ本文には見当たりませんでした。

これは四谷大塚が不誠実というわけではなく、多くの塾で集計基準の詳細までは公開されていないのが実情です。実際、複数の塾の実績を横断的にまとめている情報サイトでも、「塾ごとに塾生の定義・重複合格の扱い・掲載対象校が異なる可能性がある」という趣旨の注記が添えられています。だからこそ、数字は「規模感の目安」として捉えるのが現実的です。

3. 実績の大きさ=わが子に合うかは別問題

合格者数が多い塾は、それだけ多くの受験生を指導してきた蓄積があると言えます。一方で、実績の数字はあくまで塾全体の話であり、お子さん一人ひとりの相性や、通える校舎の指導体制とは別の話です。

同じ「四谷大塚(直営)」でも、校舎によって在籍人数もクラス数も異なります。全社の合計が大きいことと、通う予定の校舎で志望校対策が受けられることはイコールではありません。実績表は塾選びの入口としては有用ですが、最終的には校舎の雰囲気や面談での説明、通いやすさまで含めて判断したいところです。

筆者の判断基準:この実績表をどう使うか

ここまでの内容を踏まえ、本サイトが合格実績の数字を扱うときに置いている判断基準を、そのまま公開しておきます。同じ基準で見ていただければ、他の塾の実績表も同じように読み解けるはずです。

基準1:出典が公式ページに辿れない数字は使わない。 合格者数は必ず塾の公式発表ページまで戻って確認します。まとめサイト・掲示板・SNSの転載は、どの列の数字か・いつ時点かが欠けていることが多く、比較の土台になりません。本記事で他塾の合格者数を一切書いていないのも同じ理由です。

基準2:確定日が書かれていない数字は「速報値」として扱う。 中学入試の実績は、2月の速報から3月末の確定まで数字が動きます。四谷大塚の今回の数字には「2026年3月31日締切最終確定数」と明記されているため確定値として扱えますが、確定日の記載がない数字は途中経過の可能性があります。

基準3:母集団が違う数字は横に並べない。 直営とネットワークは母集団が違います。塾Aの「全社合計」と塾Bの「直営のみ」を並べるのは、比較ではなく単なる数字の並置です。並べるなら、どちらも同じ範囲の数字を選びます。

基準4:定員と入試日程を必ずセットで見る。 仮に定員80名ほどの学校で合格者30名という場合と、定員400名ほどの学校で合格者300名という場合とでは、同じ「合格者数」でも意味が違います(この2例は説明のための仮の数字で、実在の学校の数値ではありません)。また1月入試校は併願が集中するため数字が膨らみます。学校の定員と入試日程を確認しないまま、数字の大小だけで塾の強弱を判断しないようにしています。

基準5:数字は候補を絞る道具であって、決定の道具ではない。 実績表でできるのは「志望校に一定の実績がある塾を候補に残す」ところまでです。最終判断は、通う校舎の面談・体験授業・通塾負担で行います。

この考え方をもう少し掘り下げたものは、「合格実績が多い塾」は本当に強い塾?数字の見方と後悔しない選び方にまとめています。

他塾と同じ土俵で比べる4ステップ

「四谷大塚とSAPIX、どちらが志望校に強いのか」を知りたい場合、次の順番で進めると誤った比較を避けられます。

ステップ1:比べる学校を1〜3校に絞る。 全体の合計人数で比べても、わが子の志望校に強いかどうかは分かりません。第一志望と併願候補だけに絞ります。

ステップ2:各塾の公式発表ページを開く。 四谷大塚なら「2026年中学入試合格者実績」ページ、他塾ならそれぞれの公式実績ページです。この時点でまとめ記事は閉じてかまいません。

ステップ3:同じ性質の列をそろえる。 四谷大塚は直営とネットワークの2列があるので、まず「どちらを使うか」を決めます。相手の塾が直営校舎のみの数字を出しているなら、四谷大塚も直営の列を使います。相手が提携塾を含む合計なら、ネットワークの列を使います。ここをそろえないと比較は成立しません。

ステップ4:確定日と注記を突き合わせる。 一方が3月末の確定数、もう一方が2月の速報値では、条件が違います。両方の公式ページで確定日を確認し、注記(重複合格の扱いなど)が書かれていればそれも読みます。

この手順で実際に並べた結果は、次の記事にまとめてあります。数字の出どころはいずれも各塾の公式発表です。

よくある質問

四谷大塚の合格実績はいつ確定するの?

2026年入試の実績については、公式ページに 2026年3月31日(火)締切最終確定数 と明記されています。中学入試は2月上旬に大半の合格発表が終わりますが、繰り上げ合格や生徒からの報告の集約に時間がかかるため、塾の実績は3月末まで更新が続くのが一般的です。2月に見た速報値と3月末の確定値が食い違うことはあるので、確定値が出たあとに見直すことをおすすめします。

公立中高一貫校の実績は載っていないの?

四谷大塚公式の2026年の一覧には、共学校のカテゴリに千葉県立千葉と千葉県立東葛飾が含まれています。一方で、都立の中高一貫校(小石川・両国など)は一覧に見当たりませんでした。四谷大塚は私国立中学受験を主な対象とするカリキュラムのため、都立中高一貫の適性検査型対策を主眼に塾を探している場合は、この一覧だけで判断せず、別の情報源や校舎への直接確認が必要です。

「直営」と「ネットワーク」、塾選びではどちらを見るべき?

通わせる予定の教室がどちらに属するかで決まります。 四谷大塚の直営校舎に通うなら「直営」の列、予習シリーズを使う提携塾(YTnet会員塾)に通うなら、その塾自身が公表している実績を確認するのが筋です。ネットワークの列は、直営と全国の提携塾を合わせた広い集計なので、特定の教室の実力を表す数字ではありません。塾全体の規模やカリキュラムの浸透度を把握する目的で使うのが適切です。

低学年からの土台づくりに

四谷大塚の中学受験カリキュラム(予習シリーズ)は小学4年生からの本格化が中心で、YTnetへの入会も4年生(3年生の2月)からとされています。その前段階として、低学年のうちに計算力や漢字などの基礎を固めておくと、後のカリキュラムにスムーズに入りやすくなります。四谷大塚出版からは、低学年向けの《一歩先を行く》リーダードリルシリーズが出ています。塾に通う前の家庭学習や、これから受験を考え始めたご家庭の第一歩として取り入れやすい一冊です。

算数の計算力を早めに固めたいご家庭には、こちらが入門として使いやすい内容です。

漢字・語彙の積み上げには、学年に応じた国語のドリルも用意されています。毎日少しずつ続けることで、受験学年になってからの負担を減らせます。

※教材はあくまで基礎固めの一例です。合格実績の数字と教材の効果は別のものであり、これらを使えば合格できるという趣旨ではありません。お子さんの学年や到達度に合わせて選んでください。

参照した公式情報(取得日)

本記事の合格者数はすべて次の四谷大塚公式ページに基づきます。取得日はいずれも2026年9月6日です。

このほか、実績の掲載方法が2026年から変わった経緯については、四谷大塚の中学入試報告会を取材した教育メディアのレポート(ダイヤモンド教育ラボ/四谷大塚 中学入試報告会 2026年春レポート・2026年9月6日取得)を参照しました。この経緯は公式ページには記載がないため、報道内容として区別しています。合格者数そのものは一切この記事から引用していません。

各塾で集計方法が異なり、集計方法により重複を含む場合があります。数字は公表時点のものです。

まとめ

四谷大塚の2026年合格実績は、「四谷大塚(直営)」と「四谷大塚ネットワーク」という2つの数字で公表されているのが大きな特徴です。公式ページには男子校33校・女子校27校・共学校40校の合計100校が並び、いずれも2026年3月31日締切の最終確定数として発表されています。

同じ学校でも数字が異なるのは、集計している範囲(母集団)が違うためです。ネットワーク側には直営校舎に加えて約900か所規模の提携塾群が含まれることが、四谷大塚公式のYTnet紹介ページから読み取れます。一方で、各列の正式な定義や重複合格・講習生の扱いといった集計ルールの明文は実績ページに記載がないため、細部まで断定せず「規模感の目安」として読むのが誠実な向き合い方です。

志望校の欄を、直営・ネットワークのどちらの数字かを意識しながら確認する。他塾と比べるときは同じ列・同じ確定日で並べる。そして最後は、通う校舎の面談と通塾負担で判断する。この順番を守るだけで、実績表は「宣伝」から「わが家の判断材料」へと変わってくれます。

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